「ゴッド and モンスター」 (’98)
<監督>
ビル・コンドン
<脚本>
ビル・コンドン
<出演>
クレイトン・ブーン・・・ブレンダン・フレイザー
ジェイムズ・ホェイル・・・サー・イアン・マッケラン
ハンナ・・・リン・レッドグレーヴ
ベティ・・・ロリータ・ダヴィドビッチ
他
<ものがたり>
「フランケンシュタイン」「フランケンシュタインの花嫁」という傑作映画を監督したジェイムズ・ホェイルも、今や隠遁の身。重い病を患って、人生の黄昏を迎えていた。
そんなある日、若い庭師クレイトン・ブーンの眩しい肉体美に魅せられた彼は、スケッチのモデルになってもらうことで、クレイに近づこうとする。
ホェイルがゲイだと知って一度は逃げ出したクレイだが、不思議な心の繋がりを感じて、再び、彼のアトリエに入るのだった。
ある嵐の夜、その出来事は起こった・・・。
<解説>
クリストファー・ブラム原作"Father
Of
Frankenstein"を脚色してビル・コンドンが書いた脚本は、'99年度アカデミー脚色賞に輝いた。
実在の監督の晩年をフィクションを交えながら描いて、小品ながらなかなか手応えのある感動作に仕上がっている。
サー・イアンの演技は言うまでもないが、この作品ではブレンダンも批評家達の度肝を抜く素晴らしい演技を見せ、ただのコメディ役者でないことを証明してみせた。
「たとえ、この先、このような映画に出演できなくても、"Gods
And
Monsters"という作品だけは、ずっと残るんだ!」と、ブレンダン自身もたいへん誇りに思っている作品である。
<TAKOさんの解説♪>(管理人注:うまいっ!)
サー・イアンは名演を見せていますが、いくらピッチャーが剛速球を投げても受け止めるキャッチャーがいなくっちゃ。
ブレンダンは見事な受け手を演じてます。
失礼な話ですが、これを観るまでブレンダンの役者としての底力がわかりませんでした。
ちなみにお話を身も蓋もなく解説すると、
ホモにかかわっちゃったノーマル青年の話(爆)
ブレンダンは精悍ですっごく男前です。ホモがヨロメクのも頷けます。
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