・イノセント度★☆☆☆☆
・バトル度★★★☆☆
・ダンス＆シング度★★★☆☆
＜豆コメント＞
皆さん仰せのとおり、これに内容を求めちゃぁいけません、な１本。
ときたら、もはや注目のすべてはチャズの一挙手一投足。
ブレン史上ロンゲストなヘアと「ジョージ仕様」前のユルめなモチ肌もまた悪くない、の声多し。
脇を固めるブシェーミ（ヒト呼んでブスケミ）とサンドラーの存在感もタダモノではない。
（特にブスケミ君、そのヘンなエネルギーをもっと他のところで使いたまえ。）
ギターを抱える退廃的ロックンローラーを演じても尚、
そこはかとなく漂ってしまう「品性」と、
エンディングでのリードボーカルだってお手の物(？)の“甘くちロケンローラー”
チャズを思いっきり堪能すべし。
◆第１のツボ：
ケイラに傷めつけられるチャズ。メイク箱、ばっちし当たってます。ものっすごっ、痛そうです。おまけにケイラから頭突きとケリをクラわされとります。クラわされた直後のヨリ目は彼の18番、これがカワイイのだ。いかに怠惰なロッケンローラーとはいえ、絶対に女性に手を挙げるようなことはいたしません。そこがチャズの“清く正しいロック道”であります。
◆第２のツボ：
ブスケミの働くおもちゃ屋にて「んちゅ♪」のチャズ。わぁぁお、これは見る価値ありよ。ブスケミが「辞める」と悪態をついたおもちゃ屋店長(？)にむかって、なまめかしい視線→そしてお口とんとんの投げキッス（投げてないけど）。これがカメラ目線だったら、死ぬとこだった〜。あ〜命ひろった〜。
◆第３のツボ：
ドライビング・チャズ。ワタシ、どうにも男性が車を運転する姿ってのに弱い。ブスケミとサンドラーを乗せて走るチャズ。そして、バックミラーを見ながらおしゃべりしてる姿に色気を感じるのはワタシだけでせうか。ミラーを見上げる目が好きら。そして、その横顔が好きらぁ〜。
◆第４のツボ：
ラジオ局にのり込み、いよいよ自分の曲がかかって「YES!!!」のチャズ。うれしそー。ほんの５秒だったんだけどね、流れたのって。そのあと、テープ焼けちゃったからって、そんな焦って逃げなくたっていいじゃないの。その慌てぶりもまた一興。「GO,GO,GO,GO!」はきわめて「リックinハム」入ってます。
◆第５のツボ：
DJイアンと部屋の外で話すチャズ。おう、ようやく出ました笑顔笑顔。このシーンは光と影の具合が、美しくチャズの顔に映えております。そう、この微妙な光加減が彼のブルーグリーンの瞳の美しさを際立たせるのだ。策をねる思案顔→いたずらっ子のようなスマイルへの表情変化はこの作品のオアシス的シーン。やっぱ、ブレンにはスマイルが似合うのだ！
◆第６のツボ：
んまあ、本名はチェスター･フォグルビーだったのねっ！！の「お写真チャズ」。なんて、言ってみたけど、わしら日本人には果たして「チェスター」がそんなにダサいのか、ということについては不明。だからって「チャズ」っていいか？よーわからんが。でも、あの写真ってばっ！まさに「ちえ〜すたぁぁ〜〜」と目を細めちゃう警官の気持ち、わかるなぁ。あれ、きっと本当にブレンの10代の頃の写真よね。ホシイっっ！
◆第７のツボ：
タトゥを自慢気に見せちゃう「見ろよ」のチャズ。あぉう、せぇくしぃぃショット！！腕の有刺鉄線だろー、胸のトカゲだろー、なーんて得意になってタトゥ披露しちゃうチャズが愛しい。その腕の太さは筋肉でなくて、もしやゼイ肉半分かしら？なんて推測すら楽しい“ぷにぷにババロア男爵”ぶりである（昔そういうマンガがあった）。Tシャツを脱いで背中をさらすチャズには思わず鼻血が。。。うぷ。ほとんど“女神”だね、このショットは。
◆第８のツボ：
マイクに向かって「ロケンロ〜〜!!!!!」のチャズ。出ました、雄叫び。声フェチにはたまらん、雄叫びシーンですよ。とがったお口もキュートなアヒルちゃん顔が、かなりロケンローラー・チャズに説得力をもたせてます。
◆第９のツボ：
「誰より好きだ」で軽々だっこ、のチャズ。うわーん、言わないで、言わないで。あんなヤンキーネーチャンにそんなセリフ〜。個人的にはあのままケンカ別れを望んでいたりしたんだけど、結局ハッピーエンドか。ちっ。それにしても、あのお姫様抱っこのラクショウぶりはすごい。やっぱ、ゼイ肉じゃなくて筋肉だったのねん、と謝罪の念もあらたなる、うっとりシーン。アタシも抱っこ、抱っこ〜という全世界１億人ブレンファンの声が聞こえます。
◆第10のツボ：
監獄ロックだ、いえい！のチャズ。ハズしてる？ハズれちゃった？の議論も微妙なローンレンジャース。ハードロックのはずなのに、チャズが唄うと「ソフトロック」だぞ。でも楽しそうな表情とギタリストぶりはしっかりロッカー。誰にも真似のできない「ソフトロッカー」イッチョ上がり！