モンティ・ケスラー  in  「きっと忘れない」の巻



・イノセント度★★★★☆
・バトル度★☆☆☆☆ 
・ダンス&シング度☆☆☆☆☆



<豆コメント>
この時期のブレンでなければ表現しきれない透明感と
切なさ120%のマバユイ青春、悩める青春!な1本。
ブレンたらアタシに内緒でこんな濃ユい青春おくってたのねー、うき〜っ、
なんちゅー製作者の意図とはまったく関係のないオカド違いな嫉妬と、
自分の薄っぺらだった大学生活への後悔の念にさいなまれるため、
通して見るのに強じんな精神力を要する。(…のはワタシだけぇ。)
サイモンとの出会いをきっかけに生じる心の葛藤と成長を
抑え目に演じるブレンの
フレッシュなMr.ハーバードぶりに
どっぷり胸キュン(この表現、古いかすら)すべし。


◆第1のツボ:
走る!モンティ。長い手足〜、白い肌〜、オリーブブラウンのやわらかなおぐし〜。触れたら壊れちゃいそうな、ガラスのようなモンティ。ネクタイに紺色のピーコートも初々しい「アイビールック・モンティ」が冬景色のハーバードに映えてます。ああ、青春。。。

◆第2のツボ:
部屋を出て行くコートニーを見つめるモンティ。恋するウブな大学生の切なさがその眼差しにあふれちゃってるぞ。なんだよぅ、男の前でスネ毛そっちゃうよーなコでもいいのかよぅ、なんてネタミ・ソネミの固まりと化すワタクシ。シャワールームに入っていくドキドキのモンティの表情たるや。おお、若い、青い、キュートっ。

◆第3のツボ:
廃車で夜を過ごすサイモンにやさしく毛布をかけるモンティ。いいなぁ、男の人が毛布をかけてあげる仕草ってー、んふ。モンティにそうしてもらえるなら、多少の寒さは我慢するぞ。このあたりから、かたくななモンティに心の変化があらわれ始めます。

◆第4のツボ:
図書館でサイモンと向かい合うモンティ。さぁ、透き通るような美しさのモンティをトクとご覧あれ。頬杖をつき、イタイけなまでのすがるような上目づかいが母性をくすぐっちゃいます。こんなハーバード学生、誰がほっておけましょうっ? オネーサンがお世話するわよっ、何でも言って〜。

◆第5のツボ:
サイモンの保護申請に同行するモンティ。ネイビーのセーターにボタンダウンのシャツが優等生らしさをカモしております。かなりお似合いです。サイモンへのキビちー視線、ほっぺを引っ張られてムスっ、「マフィン、いい?」に“Oh,No”と顔を覆う長い指、何をしたって清々しくフレッシュな“そよ風モンティ”なのね。

◆第6のツボ:
「泣きそうな顔ね」の悩めるモンティ。青春に苦悩はつきものだ、モンティ。思いっきり悩みたまえ。なんて言ってみたけど、ここはブレンの本領発揮、“目で魅せる”演技でクラリくらり。頭とハートのバランスがぐらつき始めたモンティを微妙な目ヂカラで表現してくれます。コートニーでなくたって、心揺さぶられる瞬間ですわナ。

◆第7のツボ:
サプライズ・クリスマスにニッコリのモンティ。仲間が実家へ帰ってゆく朝、コートニーに「目を閉じて」と言われたときのモンティはとびっきりキャワユイユイ♪♪目を覆った指の隙間からチラリのおちゃめぶり、そしてお許しが出て目を開けた時の子供のような満面の笑顔〜。きっと、プレゼントを開けたときのブレンはこんなスマイルをくれるのでしょう。起きたての寝ぐせ姿も貴重なショット。次の瞬間にはすっかり直ってるんだけどね。なんで?

◆第8のツボ:
病気のサイモンを寝かしつけるモンティ。「国の保護を受けるよ」というサイモンへ向けた、じんわりと心に染み入る微笑みですっかりモンティの虜でございます。7クセ殿堂入りを果たした「おテテひらひら」で毛布をかけるしぐさは、生まれ変わりつつあるモンティの内面の優しさがさり気なくニジみ出てますね。

◆第9のツボ:
ハーバードの優等生返上!フェロモンで迫るパジャマパーティのモンティ。うわ、いいっすね、濃紺のハダケめのパジャマ。一気にセクシー路線に突入してるモンティです。表情も急に大人びちゃって、恋するコートニーを見つめる眼差しがまばゆいっ。「友情はヤメだ」のキメ台詞、そのキザオぶりってモンティだからいーんだよなぁ。

◆第10のツボ:
ひときわデカイぞ、卒業式のモンティ。角帽もお似合い、そして総代もゲットの前途洋洋たる未完の大器って感じでしょうか。少年と大人の狭間にある打算のない無垢な美しさが何より光ります。コートニーをくるりと抱き寄せるお得意の「回転抱っこ」でシメ。ん〜、お若い頃からツボを心得たブレンちゃまでした。





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