行って来ました! 9/17東京へ


マリオットホテルのチェックアウトは12時だった。余裕があるのでホテルの朝食をゆっくり取り、リンツの町に出てみた。

今日は平日なのでお店が9時ぐらいから開いている。日曜日と違って朝から活気があった。びっくりしたのが、ここにも100円ショップがあったのだ。中に入ると置いてある物は日本と同じようなもので、なんだか楽しくなってしまった。

再びホテルに戻り、荷物をまとめてタクシーで空港に向かった。空港にはビジネスマンらしき人があちこちにいた。免税手続きをするために手続き場所に行くと、「電話で呼んでくれ」と書いてあった。電話すると、どこからかおにーさんがやってきて、簡単にスタンプを押してくれた。

今回の飛行機も60人乗りぐらいの小さいものだが、なんと全席「ビジネスクラス」。そんなわけで飛行機の軽食は豪華だった。私にとっては軽食どころか一食分だぜい。
この飛行機はどういうわけかコックピットがまるみえで、離陸着陸の様子が分かる。こんな体験は滅多にないと思ったので、中をずっと見ていた。周りの人たちも同様だった。着陸(パイロットが「40,30,20,…ダウン!!」と言って着陸する。)の時などは、通路側の人たちはみんなコックピットをのぞき込んでいた。 ルフトハンザオリジナルテディベア

無事フランクフルトに到着し、今度は大きなルフトハンザに乗り換える。私も夫もそわそわしていた。というのは、行きにルフトハンザオリジナルテディベアが買えなかったので、この飛行機で買わないと妹へのおみやげが無くなってしまうからだ。機内販売が始まるとカタログを握りしめ、自分の番が来るのを待った。やっと自分の番になり、「これ!!」」と指を指すと、ちょうど2個!!

本当は、自分の分を買うつもりはなかったのだが、あまりのかわいさについ2個とも買ってしまった。品物を運ぶカートが2台あり、それぞれ2個ずつベアがあるとして、計4個。東京〜フランクフルト間の往復で4個しかないわけだから、こりゃあ、行きの飛行機で無いはずだわ。やっと買えたことで、夫は安心してぐっすり眠ってしまった。私はベアが買えた興奮で眠れず、機内で上映された映画をほとんど見てしまった。

八王子の家に着いたのは午後4時。さすがに疲れて何もする気がしないので、近くのスーパーで夕食を買い、おなかが減るまでぐっすり眠った。次の日も一日中眠った。


今回の旅はとても有意義な旅だった。リンツは親しみある町だったのでもう一度行ってみたい。ウィーンは2、3日滞在しないと回れないだろう。ザルツブルグもインスブルクも、郊外までは行っていないので次はぜひ足を延ばしたい。また行くぞ、オーストリア。こんどはアンスフェルデンまで行くんだい。



みなさま、長い間「オーストリア〜ブルックナーの旅〜」におつきあいいただき、誠にありがとうございました。
この話は、普通の人にとってはタダの拙い旅行記なのですが、ブルックナーファンにとってはかなり魅力的な内容になっております。
ですから、普通の方は「へえ、こんな旅行もあるんだあ」と思ってください。ファンの方は物足りなく感じるところもあると思いますので、ご一報くださればもっとマニアックな話をお聞かせします(^^;)。
オーストリアは、音楽ファンでなくても楽しめるところだと思います。とにかく景色がウツクシイ。町並みがスバラシイ。一度は行ってみてくださいね。
 




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