そうだ沖縄へ行こう〜その2〜 11/16

「え?一泊なの。今日はどこへいくの?へ?奥武島?やめときなよー。こっちがいいよ新原ビーチに行きなよ。」
タクシーでバスターミナルまで向かう途中、運転手さんにそう言われた。相変わらず道路は渋滞している。運転手さんはやめとけと繰り返した。奥武島は、リゾートとしてはメジャーではないし、何もないのも知っている。地元の人がそんなに否定するなら行かないほうがいいのかな?と不安になったが、やっぱりそういう場所こそ行くべきだろう。そして奥武島と新原ビーチどちらにも行って比べてみようじゃないか。

<11月16日>那覇市内から市バスで1時間。あいにく天気はくもりで、海の青さは見られないと思った。それでも沖縄だもの、清々しいビーチが広がっているに違いないと期待し、バスを降りると・・・・イカがずらっと干してあるし漁船も見える。これはどう見ても漁港だよ(^^;)。とりあえずグラスボートに乗るために乗り場へ向かった。グラスボートとは船の底の一部がガラス(アクリル板?)になっていて、そこから海底が見られるのだ。ボートは10人乗りぐらいで、お客がくると随時動かしてくれる。ボートの中には船頭さんが釣ったタコや魚の写真がはってあって、なんだか漁船に乗せてもらっているみたいだった。
  


奥武島(宮本亜門の家つき)
奥武島の風景
(□内は宮本亜門の家)
←「ここはねー、宣伝していないけどキレイだよ。ほら、あそこに見えるのが宮本亜門の家」と船頭さんが教えてくれた。

 
水深5mのところは熱帯魚の地域。→
熱帯魚
熱帯魚たち
 

食べられる魚
食べられる魚たち
←「はい次、食べられる魚ねー。」と水深10mの所に向かった。晴れていれば水深25mのところまで見えるらしい。
 
 
 
ウニの大群発見。五角形に光る点がウニの目で、その真ん中に口があるらしい。水深10mなのに光っている目まで見えるなんてちょっと感動。→
うにたち
↑ウニたち
5つの光がウニの目
ウニの目

従業員
奥武島の従業員たち
←「これ、うちの従業員ね」
船頭さんがえさを撒くと魚がビチビチと集まってきた。
「さっきまでなあ、このへんにタコが居たんだけど・・・」
どうしてもタコを見せたかったようだが、どうやらタコは休憩中らしい。
  

すこしオデコが出ていてイルカに似た魚。「これも食べられるんだけどね、かわいくて喰えないんだよ」と船頭さん。→

見学コースは約30分(1500円)。豪華じゃないけど、いつもと違う世界を見ることができたし、船頭さんの話もおもしろくてとっても楽しかった。

イルカ似の魚
イルカに似た魚

おいしい食堂
奥武島海産物食堂
昼食をとるためにバス停近くの食堂に向かった。インターネットで奥武島を調べているとき、この食堂の記事を見つけたのだ。
さっそく「盛り合わせ定食」を頼んだところ、小鉢が数種とお刺身、そして”25cmはある魚を丸ごと煮たの”がデンと出てきた。昨日のステーキよりも勝るボリュームだ。他のお客さんのを見ると、から揚げ定食を頼んだ人の前には、やはり”25cmぐらいの魚丸ごとから揚げ”が出てきていた。ゴーカイな料理でびっくり、しかもめちゃめちゃ美味い。やっぱり来てよかったなあ。

奥武島からバスで10分、さらに15分ほど歩くと新原ビーチに着いた。白い砂浜と、遠くで水上スキーをしているのが見えて、明らかに奥武島と違う(^^;)。夏には泳ぐ人がいるのだろう、海の家みたいなところやレストラン(?)もあった。見た目こっちのほうがビーチで奥武島は漁港。どちらもリゾートではないので穴場らしいぞ。
みーばるビーチ
新原ビーチ
一日海を堪能した私たちは、後ろ髪を引かれる思いで那覇空港に向かった。空港で軽い夕食をすませ、8時頃那覇空港を飛び立った。
沖縄初心者なのに少しマニアな旅だったかもしれないが、それが自分たちに合っていたみたいでとても満足した。今度はリゾートと呼ばれる地域にも行ってみたい。一週間ぐらい滞在できたらシアワセだろうな。そしたらまた奥武島に行って、今度はタコに会って魚丸ごとから揚げを食べるのだ。
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