東京スタジアム2001年3月10日。できたてホヤホヤの東京スタジアムに行って来ました。
東京スタジアムオープン初日、Jリーグ1stステージ第一節。そんな試合のペア招待券を私の祖父が手に入れた。おじーちゃん行かないの?と聞くと「夜は寒いから」と。でかしたじーちゃん、ありがとうじーちゃん。プレミア級チケットを握りしめていざ行かん!!

 
 
京王線飛田給駅 飛田給駅:駅前に東京スタジアムができたおかげで有名になった、京王線各駅停車しか止まらない駅。東京都調布市なのに「村」と言われてしまうぐらいいなかのどかな街。
飛田給のキャッチコピー「特急止めるぜ 飛田給」(本当です)

 
 
飛田給駅からスタジアムまでの道はお祭り騒ぎだった。5万人が入れるスタジアムは近くで見るとモノスゴクでっかくてどこから入って良いのかわからないほど。スタジアムに続いてポケットガーデンという飲食店街があるけど、この日は人が多すぎて外から眺めるのも諦めた。

本日の試合はFC東京VS東京ヴェルディ1969。私の席はFC東京側のフィールドが真横から見渡せるところだった。記念すべき試合だというのにサッカーのことはほとんどわからない。こういうときは選手の一人に注目して楽しむことにしているが・・・
「おい、どーしてFC東京側なんだよお。ヴェルディ側って言ってたじゃん!」
後ろの席でギャアギャア騒いでいるにーちゃん3人を発見。なんだか楽しそうなので今回はこの3人に注目することにした。

記念試合の始球式は石原慎太郎都知事。観客から「いしはらー!!!」という応援を背になかなかいいボールをパスした。でも祝辞で「京王線」を「京急線」と言ったのはイタダケナイ。

にーちゃん:「しんたろー!!おれはここだーーしんたろー!」

石原知事のつもり。だめ?
試合前、なぜか大型映像に三杉淳(キャ○テン翼)が現れ、激励のメッセージを送っていた。FC東京のキャラクターなのか?キャプ○ン翼続編で三杉君はFC東京だったのか?読んでいないのでわからないが・・・

にーちゃん:「三杉君はフィールドの貴公子なんだぞ!!!!」


 
 
正しい応援の仕方 FC東京のサポーターは、選手が入場する前に専用マフラーをかざして歌を歌う。普通の観客はそのマフラーを持っていないので、代わりに青(or赤)の画用紙が配られそれをかざす。観客席が青と赤に染まって楽しさ倍増である。

 
試合が始まると、うしろのにーちゃんは早速ケリーという選手に目をつけたらしく、「ケリー!!いけケリー!!」とはしゃぎまくりだった。
勝手に盛り上がっているそのとき、ヴェルディの華麗なシュートが!
にーちゃん:「スローモーションでやらないの?テレビだとやるのにな!」
ってゆーかアウェイ側のシュートだし。

前半後半ともなかなか点が入らずいよいよ延長に突入か?というとき、
サポーターの「シュートしろっ!シュートしろっ!」という応援(サポーターなのに容赦ない)に
にーちゃん:「教えてやってんじゃねえか!」

結局延長戦に突入。するとうしろのにーちゃん、カップラーメンにポットのお湯を注ぎ始めた。
にーちゃん:「そりゃあハラも減るわな。」
用意周到である。

そしてついに延長終了ぎりぎりでロペスがシュートを決め、FC東京の勝利で終わった。
にーちゃん:「楽しかったな!FC東京側でよかったな!ありがとう!ありがとう!」
どーやら大満足したようである。

私も応援していたFC東京が勝ったし、にーちゃんたちはおもしろかったし、FC東京のノートとポストカードももらったし、で大満足。
スポーツ観戦は滅多にしないけど、ここならたまに来てもいいなあと思いました。今度はカップラーメンを持ってこようっと。

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