会長 安原 一哉

いばらき建設技術研究会は、平成１０年に設立されて以来８年が経過致しました。設立の主旨は、茨城県内の建設業に係わる関係者に呼びかけ、産・官・学の立場から御参加いただき、茨城に住んでいる、あるいは関わりを持っているという立場から、県内の様々な建築・土木など建設に関係する課題や問題について、考えてみよう、検討してみよう、提案してみよう、研究してみようということがきっかけでした。そのためには、自分が所属しているグループの枠にとらわれず、互いに協力や提案し合いながら豊かな郷土づくりを目指すことを目標にしました。

研究会の発足以来、参加いただいているグループの代表者からなる運営委員会で活動方針を決定し様々な活動を行って参りました。具体的には、新全総分科会や橋梁点検分科会などの分科会活動や現地研修会、講習会、技術発表会など年間を通して開催し、会員の皆様に御協力をいただきながら研究の成果について会員の皆様に還元できるよう努力しているところです。また、これらの行事等には、非会員の方にも積極的に御案内を差し上げて研究会の活動のグローバル化も図っておりますので、是非これから研究会に参加して活動してみたいと考えておられましたら、ぜひ入会いただきますようお願い申し上げます。

昨今、建設業界を取り巻く環境は決して明るいものではありませんが、皆様の積極的な御提案や御参加をお待ちいたしております。