御 当 地 事 情


ベルシートイレ事情

大事ですよ〜この話。ベルシーに限らず、渡仏のとき一番の悩みがトイレ。日本なら「トイレのありそうな場所」って想像つくじゃないですか。もちろんデパートや駅のだってあるし、当然無料。あれだけの観光大国ですから、世界中の人間の「落し物」をなんとかしなきゃいけないってのも苦労でしょうが・・・

 基本は行けるときはたいして行きたくなくても行っておく、につきる
 カフェの客なら、そこのトイレはただである。

 パリ市内で見かける「全自動公衆トイレ」は、よくHors Service(故障中)になる
 公衆トイレは使用後自動で丸洗いなので、続けて使用するときは陶器部分が水道水で濡れている。
 公衆トイレに内蓋(プラスチックの座る部分)は無くてあたりまえ。3月は冷えると思う。
 公衆トイレの内側には鍵がない。不安だろうけど、使用中外からは開かない。使用後流さず退出して良い(自動洗浄が始まる)

 エッフェル塔のトイレはそれなりに混んでいるが、数が多いし無料だった(セーヌ川を背にして塔を見て左手方向にある)
 メトロ駅構内では、そういえばあんまり見た記憶がない(未確認)
 チュイルリー公園沿いリヴォリ通り側のは、全自動じゃない普通ので、入口でお金払った記憶がある
 シャンゼリゼでひとつ見かけたが閉まってた。開いててもあんまり入りたくない感じの古いやつだった。
 サクレクール寺院のはわりときれい。有料。寺院の中ではなく、右手の少し下ったところ。
 マドレーヌ寺院そばのトイレを通りかかったら、お昼時で閉まってた。トイレにも営業時間がある

POPBを正面に見て右手の道路沿いにあるトイレ
最近見かけるようになった「無料」公衆トイレであります
ただし>女性陣へ
「え〜ここに座れというの?」という奇妙な形をしています。


一瞬男子専用かと思ったけど、男女両方のマークがあるし・・・
もしかして小用専用か??未確認で不明です

POPB内部の様子は入れなかったので分かりませんでした。











駅の中で

 リヨン駅を利用する人へ
  あそこはSNCF(国鉄)・RER(高速地下鉄)A線とD線・メトロ1号線と14号線が入り込んでるとこなので、駅舎内は複雑。14号線に乗るとき、通常なら切符を通す改札は1度だけど、このときは同じ切符を2度通した。
 最近の自動改札はJR東日本のスイカのようなタッチ式専用がある。切符は通れない。
 クレジットカードを使って切符などを買うとき、ICチップ付きのカードじゃないと反応しない。
 自動発券機は紙幣が使えない。小銭だけ。

愛煙家の皆様へ

御他聞にもれず、フランス国内でも年々喫煙制限が厳しくなっています。それでもフランス人は煙草好きが多いので日本の事情とそれほど変わりません

 ホテルでも一部禁煙室、処によっては全室禁煙のとこもあり
 レストラン内は席が分かれている
 公共の場所はとりあえず禁煙、のはずだけどこの「公共の場所」の境界線がイマイチはっきりしない。つい数年前まで電車内、ホーム上など、乗客も運転手も吸ってたせいか規制が中途半端なとこがある。とにかく場の空気をちゃんと判断しよう。地方よりパリのが厳しい。
 マナーに関して言えば、フランスのほうが良くない。吸殻をポイポイ捨てている・・・が、観光客である私らはあんまり真似しないほうがいい。携帯灰皿を用意しとこう
 男でも女でも煙草を1本くれと、ねだってくるのが多い。良く見かけることなので、あげるあげないは自分の判断で。私も何度かあげたことがあるけれど、一度若い移民風の女の子に(17〜18歳に見えた)あげたら、その子の連れが次々とやってきて閉口した。

仏式ホテル初めての方へ

 寝室内のテレビ
奇妙なリモコンボタン

 テレビを点けるときは、いきなりチャンネルボタンを押す。なじめない・・・
 テレビを消すときは、いかにもON&OFFっぽいボタン(赤が多い)を押す

 朝食のこと
基本はバゲット20センチ弱(フランスパン)+クロワッサン+ジャム、バター+ジュース1杯+温かい飲み物(コーヒー・カフェオレ・紅茶・ココア)だけ
これ以外にホテルによってチーズやヨーグルト、コーンフレークなんかをお好みで食べれる。
食堂に入ったら「ボンジュー」と笑いかけながら”客が来てるぞー”と目で訴えましょう。
係の人はまず客室番号を知りたがります。面倒がない方法は、テーブルの上に部屋の鍵を置き、部屋番号が係員に見えるようにしておくこと。
おそらく「ケスク・ヴヴレ・コム・ボワッソン?」とが「ケスク・ヴヴレ・ボワール?」聞かれます。すなわち「お飲み物は何になさいますか?」です。「ボワッソン」(飲み物)もしくは「ボワール」(飲む)という単語だけでも聞こえたらこれのことです。それに対してあなたは
カフェ(ブラックコーヒー砂糖つき)・カフェオレ・デュテ(紅茶)・ショコラショー(ココア)のどれかを答え、最後にシルヴプレ(お願いします)をつければOK

朝食は大別すると2種類。「バイキング形式」と「持ってきてくれる形式」
バイキング形式
団体客対応可能な中堅クラスのホテルに多い。温かい飲み物だけは注文をとりに来るケースと、これも自分で取りにいくケースがある。
旅行会社にツアーを申し込む段階ですでに「朝食込み」の場合、一般客とは別部屋に行くよう指示されることも。料金の違いなのか?
ヴゼットアングループ?(団体さんですか?)と聞かれるかもしれません。「グループ」の「ルー」の部分しか聞き取れなかったりするけど「ウイ」とか「ノン」とか答えましょう。
もしメニューに「×××のコンポート」とかいうジャムっぽいのがあっても、泣くほど甘いので手を出さないほうが・・・勇気のある人どーぞ

持ってきてくれる形式
小型ホテルに多い。朝食係のおねえさまに部屋番号を伝え、好みの飲み物を注文するのは上記のとおり。なお、このおねえさま方に愛想はあまり期待できません(^^ゞ 基本メニューだけでも、結構おなかいっぱいになります。