パリに来るたび回らずにはいられなくなるレコード屋さん。
昨年はちょうどレコード市と重なって、嬉しくも哀しい「散財の一日」だったのですが、今年はちょっと時期が早かったようです。でも意外なものも見つかって気分は上々!
見た瞬間、え??これ何?と思った。一見普通のデビューアナログシングルに見えますが、シングルCDなんです。大きさは普通のCDで、アナログと同じような硬い紙に入っています。表裏ともアナログと同じデザイン。収録曲も同じ。裏に「2002 Barclay, un label Univaersal Music」と書いてあります。あとUnivaersalのロゴ、アナログと同じEP1024もあります。065 791-2ってのは何だろう?
上のノンノン同様、復刻盤のようなラースのシングルCD。こちらにも裏に「2002 Barclay,
un label Univaersal Music」とUnivaersalのロゴ、065 792-2の数字。どちらもビニールにしっかりくるまってるので、開封すべきか思案中。中古だとは思うんだけどね。
この2枚があるということは、他にもあるのではないか?と米米さん調査に乗り出したらしいです。
これは以前見つけたアナログシングルと同じデザインのシングルCD。ただしミニサイズで一辺が8センチ強のやつです。収録は「エトランゼ」と「LNAHO」
Sony Music EPC6577191と出てます。
趣を変えて、こちらジブリの「名探偵ホームズ」パリのFNACで見つけた5巻セット!
仏語の良い勉強になるので、時々DVDを買うのですが、どうせなら大好きなジブリアニメが見たい。ただしこの5巻、テレビアニメの発売だからか、音声は仏語しかない。広川太一郎さんの声は聞けません。レジの女の子、これを見るなり「え?これ出たの?欲しい!」と騒いでた。レジに座ってるだけじゃ入荷チェックはできないのかな?
そしてそして!おおお!これが見つかるとは思わなかった〜!ルパン三世カリオストロの城であります!感激!!
さっそく鑑賞させていただきましたが、仏語への吹き替えに気になるとこがいくつか・・・
1 ルパンはみんなに「ヴォルフ」と呼ばれている。たしかに「ルパン」は名字なんだけど原作ってそういう設定だっけ?コミックのほうはほとんど読んでないから知らないんだわ。
2 ルパンは次元に対して「Toi」と呼びかけ、それに対して次元はルパンに「Vous」と呼びかけている。さらに次元がルパンを呼ぶときはPatron(ボス)と言っていて、妙な上下関係ができている。ホントは対等じゃんこの二人。
3 炎上したオートジャイロから投げ出された銭形警部が「ルパン、俺が捕まえるまでくたばるなよ」と乱暴な中にもルパンの身を案じている台詞が「戻ってこいよ、お前は唯一の証人なんだ」になっている。
4 最後のクラリスの名台詞「私も連れてって。泥棒はまだ出来ないけど、きっと覚えます」これがなくなっている。「ヴォルフ、あなたを愛しているの。連れて行って。私のプリンス」とひたすらすがりつくクラリスになってるぞ。ゲー!
宮崎アニメは動画の質の高さもさることながら、粋な台詞まわしも魅力の一つなんだけど、やっぱ難しいのかねえ、日本語→仏語