■ PBBS作品 ■
自宅・他所様で私が描いたヒカ碁の絵を
編集した作品です。









つばなぬく



茅花(つばな)をぬく 浅茅(あさじ)が原の つぼすみれは

いま 真っ盛りですが 

そのように あなたを思う 私のこころも

今盛りを むかえています






何やら散文めいたもの…



草原を 駈けて回っていたら
さすがに息が切れてしまった。



こんな風に走り回ったのは はじめてだった。
こんなに 汗をかくのも…。

でも 汗ばんだ額に当たる風が とても心地よい。



ツバナの草原は 真っ白な穂に 光が照り映え
眩しく輝いていた。



ボクは少し離れたところから
草の上に腰をを下ろす二人の様子を
なんとはなしに見ていた。
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■他所様で描いたイラスト■

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■他所様で描いたイラスト■


子犬の様な二人と 春の一日を共にすごす。
囲われた邸を出て 風を受け
陽のひかりに晒される。



今日の日は 只一度だけ
流れて 去り もう戻らない。



この一瞬だけの輝き それをこの胸の奥にしまい
大切にとどめておこう。



いまが盛りの 輝くばかりのこの瞬間を…。

少し疲れたら
甘いものが欲しくなった。
手近にあったツバナの茎を折り
唇でくわえて 歯で噛む。



ほのかな甘みが口の中に広がる。
アイツも早くここへくればいいのに…。
あんなところで うろうろしてる。



アイツはコレの噛み方もしらないんだろう。
教えてやろう。
コレはこんなに旨いんだ。



アイツにオレが教えてやれる事があるってのが
なんか妙に嬉しい…。





G:\My Documents\watayuki\hikaru no go\Imagel.jpg
■自宅で描いたイラスト■








茅花(つばな)というのは、現在は"チガヤ"と呼ばれている植物です。

背の低い、真っ白な穂の形をした花を

春に咲かせます。



昔は子ども達がこれをむしって取り

噛んでその甘みを楽しんだのだそうです。




最初に浮かんだのは

草原を走ってまわる、三人の子どもの姿でした。


大人だけれど、子どもみたいな 佐為 。

本当に子どもな ヒカル と アキラ 。

そういう彼等を見てみたいと思いました。




ゲーム(平安幻想異聞録)の内容は知らないのですが、

平安装束の三人を白い草原の中で

ただ走り回らせてみたくて…。

ここに描かれている彼等は(とくにアキラは)

マンガとは別な人です。もちろんゲームとも別人。



走り回って甘いものが欲しくなり、、茅花を引き抜いて

草の甘みを楽しむ彼等…。

私の頭の中を走って回る、空想の彼等です。(^^)




It returns