いけだや米店 「田んぼ通信」の趣旨

 

きっかけは、とある会合で「米屋は米を売っているのに、米のことを知らなさ過ぎる」という、ある稲作農家の方の苦言からでした。

確かに、産地を見学に行ったりすることはあっても、多くは単発的なものでした。 一年を通じて一つの田んぼに育つ稲の一生を学ぶという機会はなかったのです。

そこで登場したのが、同じ会合に同席していた栃木の篤農家、通称(ハンドルネーム)『田悟作』さんです。 田悟作さんのご好意でお借りできた田んぼという「教室」で、田悟作さんを「先生」に、手取り足取りの授業を受けることになりました。 「生徒」はまったくの都会育ちで農作業経験のない3軒の米屋。田悟作さんにはお世話になりっ放しでしたが、本当に貴重な経験をすることができました。

そこでの記録をまとめたのがこの「田んぼ通信」です。 それと平行して、自分たちの庭先でプランターに田植えして稲を育てた記録をまとめたのが「練馬田んぼ」です。

そして、2002年からはプロジェクト・T」として、新しい米作りの記録をご報告いたします。 一年の稲作経験を基に、さらに具体的で突っ込んだ内容にグレードアップしていきたいと思います。

 

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