**** 評価試験データ 平成13年8月〜14年6月 ****

 
         デニーズ鎌ケ谷店舗のグリストラップ浄化・評価テスト
                                           平成14年6月 3日

1. 評価装置名
     グリーストラップ槽:4槽地中埋設型 1,7m x 0,9m x 0,9m(1,5立法メータ)   
     評価機器:GT−T(標準モデルModel−T)
     評価微生物製剤:@パイプニオワーズ(東北資源開発)、
                Aマイクロブレイズ (北米産)
                BYM菌(鹿児島産)
                C(TN−O)菌
                Dその他、バイオ酵素LPC、WTB、B5XF(米国)
2. 評価実施場所
     千葉県鎌ケ谷市右京塚1丁目 デニーズ鎌ケ谷店(24時間運用店)
3. 評価期間
     平成13年8月30日〜14年6月 
4. 評価目的
     機器の機能評価と各微生物製剤の各液容量と各効果
5. 評価方法と結果
     現在の結果・・・・・バイオ酵素LPCと(TN−O)の混合液において最良の結果を得た。
                バイオ液の出荷価格は他社に無い低価格を実現可能とした。
6. 評価実施担当者:
     機器開発担当       株式会社インサイト        長島忠寿
     機器製造担当       株式会社マイクロテクニクス   高見俊彦    
     微生物製剤担当      シーエル研究所          竹迫清之      
     マーケッテイング担当    泰成商会株式会社        安井一弘


【評価開始】
8月30日 (10:00)   1槽にエアー、2層にオゾンを送出。3槽4槽はそのまま。構造は1〜4槽の約1500リッターの槽で全ての槽が全面に4〜5センチの厚さに汚物がある状況。約2〜3月間のメンテナンスが行なっていない状況。店舗は24時間の運用店。
8月31日 (10:00) エアーのみ送出
1槽にオゾン、2層にエアーを送出。3槽4槽はそのまま。1槽は白いスカムが一面に泡状に広がっていた。2槽は浮上している汚物が厚みが薄くなり水面が見え始めた。またオイルの浮上が目立って来た。   
9月 1日 (11:00) バイオ液投入開始
1槽のオゾンを止めるエアーのみ、2層はそのままエアー、昨日はオゾンとエアーのみを交換してあったので、今日見たら、1槽はそのまま白い粘り気のある泡状のスカムが一面にあり少々の水面が見える程度。2槽は昨日と変わって1槽と同様、白いスカムが一面に粘り気のある泡状で覆われていた。水面は全く見えない状況だ。即ち、エアーのみ少し強めのバッキで白い泡状となる事がわかった。反面、オゾン・エアー出力は白い泡状スカムが出来ないと言う事か?
本日より、バクエリア製剤を投入開始、75cc/日 x4回  = 合計300cc東北資材開発のパイプニオワーズをスタートUPとして1リッターを1と2槽にまいた。
9月 2日 (15:00) 東北資源開発バイオエアーを入れて2日目。
1槽と2槽は相変わらず白い泡状のスカムで一杯であり、1槽の方が少し硬めで、2槽の方が柔らかい粘り気のあるスカム。
9月 3日 (10:00)
バキュウム業者作業有り
今日、突然グリストラップがバキュームされていて、今までの状況がすっかりなくなり、全くきれいになっていた。残念であるが、反面初期状況からのグリストラップの観察が出来るメリットもあり。
       
9月 4日 (11:00) 清掃(バキュウム)後2日目。
エアーのみでバイオ液は中止して
グリスの蓄積を見る。
昨日からバクテリアの投入を休止した。
1・2槽のみエアレーションとした。昨日より少々のグリスが浮上している。3・4槽は12層よりもグリスが多い
9月 5日 (11:00)
エアーのみバキュウム後3日目
グリスの蓄積を見る
徐々にグリス・汚物の浮上が目立ってきた。本日より1〜4槽にエアーを送出する。 バイオ液はまだ出してない。
9月 7日 (11:00)
東北資源開発潟oイオ液
バイオ液の注入を開始
本日よりバイオ液を出す。エアー送出のみ⇒東北資源開発のパイプニオワーズ使用1〜4槽でエアー。バイオ液東北資源開発を35分/日とした
9月 9日 (11:00)     東北資源バイオ液で3日目

徐々にグリス多くなる。
9月11日 (11:00)     東北資源バイオ5日目

徐々にグリス多くなる。
9月14日 (11:00)      東北資源バイオ8日目

徐々にグリス多くなる。
エアーホースがGTの蓋の重さでつぶれ、エアーが出ない状況を確認した。
9月17日 (11:00) 東北資源バイオ⇒米国製マイクロブレイズ
に切りかえる。 2培の希シャクで40分間投入。
9月20日 (11:00) マイクロブレイズ液で4日目
とうふじょうから、団子状になる。
水面が多く見えてきたようだ。
9月27日 (11:00) マイクロブレイズ液で11日目
ピンポンだまの大きさで石灰色の白い豆腐状のスカムが多く見られる。一層目はオイルを含んだスカムで、2槽〜4槽は白いスカム。2〜4層は状況がよいようだ。
     本日、始めて1槽目のみYM菌を撒いた。
9月30日 (11:00) マイクロブレイズ⇒(TN−O)菌
状況は良くなっているようだ。マイクロブレイズが効果あったのか27日からのYM菌が良かったのかは不明だ。とにかく、1槽目だけが汚物の浮上があるが、2〜4槽目は白い団子状のスカムとなっている。
本日より(TN−O)菌を入れる。
10月 2日 (14:00)     (TN−O)菌で3日目

安井様、竹迫様、見学。1〜2日前より電源が外れていた。状況は良くなっている。
10月 5日 (10:00)       (TN−O)菌で6日目

更に状態は良好。
10月 9日 (10:00)        (TN−O)菌で10日目
更に状態は良くなっている。ジャガイモはまだ2〜4槽にある。本日バキューム清掃がやってきた。:担当の清掃員があまりにもきれなのでビックリしていた。弊社の装置を説明すると、菌はEM菌ですかとたずねていた。清掃会社の専務と携帯にて電話をする。デニーズの本部の店舗管理にことっわって置いたほうが良いと言われた。このデニーズの店舗は過去に臭いがするとのクレームがあったとのことを、清掃員の方から聞く事が出来た。今日はぜんぜん臭いがしないと言っていた。
      【結果】

平成14年
6月 3日(14:00)
平成13年10月9日のバキュウム清掃後はバキュウムの必要が無く今日に至っている。
 
現在の状況、 バキュウム後約半年 ⇒
液の使用量: 10倍希釈後の液を500cc/日
使用液 : バイオ酵素LPCと(TN−O)混合液
設置場所
鎌ケ谷市
右京塚1丁目
現在の状況(約10ヶ月間引き抜き無し)