記事タイトル:医療ミスによる悲劇をなくすために 


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お名前: 谷口敦夫   
Asahi Medicalによると日医の医療安全対策委員会の平山牧彦先生が「研修医のための医事
紛争防止テキスト」を作成し、無料で全国の医学部に配布されているようです。アメリカ
で訴えられないような医師はどんな医師か、などについて書かれているようで、研修医用
とのことですが、読んでみたい気がします。
[2002年1月7日 15時13分28秒]

お名前: 鎌谷直之   
飛行機事故(もちろんテロなどではなく)が起きると米国ではその
原因追求と再発防止に最大の努力がそそがれる。

日本ではもちろん責任追及と謝罪要求です。

もちろん、責任追及も大切です。しかし、原因追求と再発防止はもっと大切です。

その根本には、日本人には因果に関する感覚が弱いという問題があると思います。
その感覚は確率事象に関する深い理解と、それを解析する統計学により培われる。
たぶん、私の独断だと思うでしょうが、今年はちょっとこの論理を展開したいと思います。
[2002年1月4日 7時1分35秒]

お名前: 谷口敦夫   
医療について、その報道がとかく感情的になりがちな朝日新聞(?)に年末にめずらしく
前向きな発言が乗っていました。北九州何とか大学の教授で御自身が病気(血液疾患?)
で最近入院経験をもった先生の話です。確か「医療ミスは真面目に働いている医療関係者
が誰でも陥りうる穴である。ミスをおこした人を責めるような文化から脱却しなければな
らない」と言ったような内容でした。
[2002年1月2日 9時36分11秒]

お名前: 鎌谷直之   
最近、東京女子医科大学で医療ミスが起き、それを隠していたことが大きな問題となって
いることはご存知だと思います。我々には非常につらい事ですが、他人の問題と考えず
に、自分達にもいつ起きても不思議でない事と受け止めるべきだと思います。ほんのわず
かなミスでも患者さんの生命にかかわる可能性があることを肝に命ずるべきでしょう。

東京女子医科大学では危機管理が叫ばれ、ニアミスの報告など、かなり真剣に取り組んで
いるにもかかわらず、このようなミスは出ることは驚きです。我々にもそのような可能性
は無いか、今一度点検をするようお願いします。

「ヒヤリ」としたミスや「ハット」したミスを報告し、重大な結果につながる前に皆の注
意を促すことは大切でしょう。

ただし、あまりに消極的になって、行うべき医療も行わなくなったとすると大きな問題で
す。全く医療ミスを行わない方法は全く何もやらないことですが、我々は最小のリスクで
最大の医療効果を引き出すように努力すべきでしょう。
[2001年12月31日 23時11分6秒]

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