記事タイトル:最近のAIDS治療 |
昨日 内科学会の点数集めのために地方会と口演会に参加してきました。熊本大学 満屋教授の “最近のエイズ治療“が面白かったです。私の留学中 満屋教授はNIHでもラボを持っていて (ポスドクは医局員)、月に一回か2週間に一回はアメリカというhardな毎日を送っていまし た。 AIDSはまず疑うことから始まる。長期に感冒様症状が続く患者などで、病歴状疑われれば検査 すべき AZTなどの単剤投与は禁忌、耐性化がすぐできてしまうので多剤併用を行なう、 多剤併用一回に多量の薬服用する(10カプセル以上)ので服薬がしっかり守られなくて治療がう まく行かないことがとても多い。 治療開始はタイミングが大事、以前コピー数(?以上)などであったが、今年からCD4 200以下 まで待ってから開始するようになってきている 安くて、効果があって、コンプライアンスがえられやすい(飲みやすい)薬が求められている。 熊本大学では、HIV検査をHBsやHCV、Waと一緒の形にして患者の了解をとって一まとめに調べ ている。[2002年12月9日 11時9分1秒]