記事タイトル:欧州のリウマチ医のDMARD感覚 


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お名前: 谷口敦夫   
以下の文献はanti-TNF療法に対する欧州の専門医の印象、 意見、感覚(evidenceではな
い)を示すものと思います。興味深かったので掲載します。

Furst DE, Keystone E, Maini RN, Smolen JS.
Recapitulation of the round-table discussion--assessing the role of anti-tumour
 necrosis factor therapy in the treatment of rheumatoid arthritis.
Rheumatology (Oxford). 1999 Nov;38 Suppl 2:50-3.
PMID: 10646494; UI: 20111972

anti-TNFはpatient well-beingの改善が他のDMARDよりも良い
1個のDMARD(通常はMTX、最低15mg/weekを3ヶ月)でコントロールできない場合にanti-TNFを追加する。
anti-TNFはMTXを含むcombinationを試した後まで投与を延期すべきとは考えていない。
anti-TNFはsteroid sparingの目的で用いる。
anti-TNFはacute-flarreのmanagementの手段とは考えていない
肝、腎障害などでDMARDが使えない場合にanti-TNFは用いうると考えている
contraindicationと思われるもの:active or recent infection(TB,
 osteomyelitis,joint infection), previous malignancy(particularly lymphoma)
[2000年11月28日 18時58分43秒]

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