記事タイトル:(PMRの)ステロイド減量についてのある記述 


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お名前: 谷口敦夫   
DieppeのRheumatologyのPMRのところには、けっこう具体的な減量の方法が載っていま
す。
[2001年3月28日 22時0分4秒]

お名前: 赤真秀人   
谷口先生の「減量は結構難しい、というような結果が出るような気がします。」

と同じ意見ですが、まあ、やってみなければわかりませんネ。
[2001年3月27日 22時1分2秒]

お名前: 谷口敦夫   
私が現在担当している症例はPSL6mgまで減量しましたが、大腿骨頚部骨折を起こしまし
た。PSL6mgの影響は無視できないと思います。U病院には2mg位の患者さんがいたと思
います。減量は結構難しい、というような結果が出るような気がします。
[2001年3月27日 21時54分16秒]

お名前: 古谷武文   
今後臨床研究を行い、中止できたのはどのくらいか?維持量は平均どのくらいかなど明らかにし
てゆきたいと思います。貴重なご意見参考にさせていただきます。
[2001年3月26日 18時23分26秒]

お名前: 赤真秀人   
1)副作用が皆無である、としているとしたら、その証拠を見せてほしいものです。少な
いのなら、わからなくもありませんが。

2)最近は、ホルモン産生はPSL3mg程度と、今までの報告よりも少ないのではないか、
との説もあります。どちらが正しいのか私は?です。

3)「筆者は血中コルチゾール値を適宜測定し、正常平均値以上に達していない場合は減
量を見合わせることにしている。」に対してですが、この考え方に関する
賛否は別にして、一応は間違いではない主張といえます。しかし、より正確には、ACTH負
荷テストかCRH負荷テストでステロイド分泌の反応性を見るべきと考えます。
[2001年3月25日 14時18分11秒]

お名前: 鎌谷直之   
5 mg/dayでも骨折は増加するというエビデンスがあります。
[2001年3月24日 12時1分20秒]

お名前: 谷口敦夫   
以下、PMRのステロイドの中止時期について、ある文献からの抜粋です。

筆者は5mg/dayになったら半年は様子を見て問題なければ次ぎには3ヶ月〜1年に0.5mgの
速度で減量する場合もあるがしない場合も多い。
通常、健常人では一日にPSL5mg相当のホルモンを産生しているが、ステロイドの使用に
よってその産生は抑えられることになる。副腎機能の回復には半年を要すると言われてい
る。つまり、5mg/dayのあとの減量では常に医原性の副腎機能低下症を招来せしめないよ
うに注意が必要である。その5mgのうちの数mgは十分分泌できない部分を補って(置換し
て)いるのであって、実質的な投与量は無視しうるほど微量である。したがって、それに
伴う副作用はまず皆無である。筆者は血中コルチゾール値を適宜測定し、正常平均値以上
に達していない場合は減量を見合わせることにしている。

私は、5mg/dayの投与に伴う副作用はまず皆無である、と言うところには反対です(
evidebceはないのですが)。みなさん、いかがでしょうか。
[2001年3月24日 11時27分29秒]

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