記事タイトル:シップは何枚出せる? |
鎌谷先生の内容からは少しそれますが、以前、アドフィード(フロベン含有)は4枚貼ると 1錠分の吸収、と聞いたことがあります。個人的には、健保がどの程度削ってくるかわかる までは現状が良いのではないかと考えております。また、私は今のところ、内服薬も含め て原則的に1か月処方を行っています。[2002年5月22日 21時0分44秒]
外来で患者さんにシップをたくさん出してくださいと言われるようになりました。 おそらく、処方日数の制限が無くなった事に関係していると思います。 最初はそれで良いのかと思いましたが良く考えると非常に変です。 例えば保険で毎月100枚のシップ薬を出すとします。そうすると、患者さんはそれを市販 する事で利益を得る事ができます。これは当然、健保から不当にお金を奪ったという事で 詐欺罪になるでしょう。極端な事を言えば1万枚処方してもらって商売をすればかなりの 儲けがでるでしょう(今でも自費で購入する人がかなりいるくらいですから)。 おそらく健保はシップ薬の支払いを削ってくると思います。それが不当とはいえないで しょう。 シップを例えば60枚だして、二ヵ月後にまた出すには問題はないでしょうが、一ヶ月ごと に60枚出すと当然削ってくるでしょう。 私はシップの処方の問題は金銭的にも大きいので近々大問題になると思います。結果とし て、シップは自費でということになると予想しています。[2002年5月21日 16時49分14秒]