記事タイトル:内科認定医試験での感想 


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お名前: 谷口敦夫   
学生の頃、薬理学の講義で、カフェインは眠気をとるけれども(少なくとも私にはそう
です)、カフェインを摂取したからといって、もともとの能力が上がるわけではない、
という話をした先生がいました。たまにコーヒーを飲むときに、よく思い出します。
私は学生の頃、医動物学の講義の時に朝食を摂取していて、怒られた覚えがあります。
[2000年7月13日 15時50分43秒]

お名前: 鎌谷直之   
国家試験などにも
過敏性肺臓炎と気管支肺アスペルギルス症は非常に良く出ると思います。
おそらく肺専門のだれかが好きなんだろうと思います。

試験中の飲水に関しては時代の流れでは?
[2000年7月12日 14時13分41秒]

お名前: 赤真秀人   
 日曜日に内科学会認定医試験(の監督)に行ってきました。今年は大盛況で、受験者が
2200名を越えたようです。新しい医師の4人に1人は受ける計算になります。
 全300問中、膠原病(関連も含め)の設問は約20題でした。当センターで4か月以上修業
していれば、膠原病については、まず9割はとれる内容でした。
 地雷(禁忌肢)は7題でした。チアマゾールによると考えられる無顆粒球症にチアマゾー
ル増量、房室ブロックにβ遮断薬投与、伝染性単核症にアンピシリン投与、再生不良性
貧血の第一選択薬として抗癌剤、などでした。設問の疾患名を細菌性扁桃炎や白血病
と思ってしまうと、地雷を踏む確率が高くなります。ただ、1回、地雷を踏んだだけでは
不合格にはしない予定、とのことでした(が、大きく減点されるようです)。
 
 昔と比較して、感じたこと2つ。

1)難問、奇問が減り、良問が増えた印象があります。あまりお目にかからないような
稀な疾病の出題頻度が減りました。ただ、なぜか、放射線肺炎とアレルギー性気管支肺
アスペルギルス症が2回ずつ、登場していました。

2)約1/3の受験者が、机の上に飲み物を置き、試験中にも盛んに飲んでいたのには、
当初、びっくりしました。飲み過ぎてか、トイレを要求するつわものまでいました
(なかなか人間らしくてよろしいが!!)。水分のみならず、カフェインや糖を補給する
のは、理にかなっているのかも知れません。しかし、いつ頃からこうなってしまったので
しょうか? 飲食物持ち込み禁止にしないと、5年後には、ガムやチョコレート、
リポビタンやオロナミンCが机の上に登場してくるかもと、危惧(いや期待?)して
います。
[2000年7月12日 4時46分34秒]

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