記事タイトル:炎症学会報告 


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お名前: 鎌谷直之   
短時間ですが、炎症学会に出席しました。
皆さん、報告をお願いします。


1. アジソン病にプレドニゾロンを投与した結果では、5 mg/dayでは骨粗すう症を発症しないが7.5 mg/dayでは高率に発症するという論文があるらしい。
2. PHがIL-1beta, ET-1による血管内皮細胞の増殖によるという実験結果が発表されていた。
3. 尿酸結晶により末梢血白血球からNOが産生されるという報告があったが、おそらく結晶ではない尿酸が活性酸素と結合し、NOと結合する活性酸素が減少する
ことにより見掛け上、NOが増加すると思う。
4. SLEとコントロール群で75p-TNFR (TNF-R2)の196aaの多型の頻度に差があるという発表があった。
5. ITPの原因は自己反応性(血小板表面のGP IIb-IIIaに対する)自己抗体によると考えられているらしい。
6. eosiniphilic fasciitisでIL-4が上昇し、IFN-gammaが減少していて、治療により変化した、という発表があった。
7. MMP-3がSLEに関係するという報告があった。血清MMP-3濃度は高値。SLE-DAIとMMP-3濃度は相関しなかった。
[2000年7月4日 17時37分47秒]

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