記事タイトル:痛風治療薬副作用調査の願い 


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お名前: 山中 寿   
先生方へ
痛風治療薬であるアロプリノール・ベンズブロマロンで副作用が出現した場合に、薬剤
濃度などがどうなっているのかを調査する多施設研究が始まり(始め)ました。

下記に該当する痛風患者さんに遭遇した場合は、
1.検査室へその旨を連絡して下さい(内線などで)。検査室の方でしかるべく採血を
行うことになります。
2.研究で定められた検査については患者負担がありません。それ以外で必要な検査は
保険診療でお願いいたします。
3.調査期間は2001年12月1日〜2003年3月31日までとします。

◆ベンズブロマロンによる副作用症例の選定
(1)ベンズブロマロン投与開始前のGPT値が50IU/L未満で、投与開始に後100IU/L以上
となった症例で、担当医師によりベンズブロマロンの関与が疑われる症例で、受診24時
間以内にベンズブロマロンを服用した患者を対象とする。
(2)上記を満たす症例について、血中薬物濃度測定および薬剤添加リンパ球刺激試験
を依頼する。
◆ アロプリノールによる副作用症例の選定
(1)アロプリノール投与中に以下のいずれかに該当し、担当医師によりアロプリノー
ルの関与が疑われる症例で、受診24時間以内にアロプリノールを服用した患者を対象
とする。
・再生不良性貧血、汎血球減少症、顆粒球減少症
・高度の皮疹(TEN型、SJS型)
・高度の肝障害(GOT>300IU/L)
・その他、アロプリノールによると考えられる重篤な副作用
(2)上記を満たす症例において、血中薬物濃度測定・ウイルス抗体価測定(ヒトヘル
ペスウイルスHHV−6 IgGおよびIgM)・薬剤添加リンパ球刺激試験を行う。

ご協力をよろしくお願いいたします・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[2002年3月30日 17時0分58秒]

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