記事タイトル:EBMに基づいた、の続編 


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お名前: 山中 寿   
根拠=基づくべき証拠 と考えれば、根拠= evidence based ですね。
したがって、evidence based medicine は、根拠のある医療 でしょう。
EBMのゴールがはじめはうんと高い所に設定されていた可能性はあっても、現実的には
experience based medicine やExperiment based medicine の反対語として理解すれ
ばまず一応の成果ありと考えられると思いますが、いかがでしょうか。
間違ってもevidence based madnessにならないように祈りたいものです。
[2001年4月23日 14時40分43秒]

お名前: 赤真秀人   
以前、EBMに基づいてとの表現ををよしとするか、との話題がありました。それとはちょっとず
れるのですが、いろいろなことを考えている人がいます。
以下は、私ではなく,ある人の文章です。私には、わかるような,わからないような・・・・。
皆さん、いかがですか?

サケットによると、EBMとは臨床的技量、質の高い臨床報告、それに患者のバリューをミック
スして最も良い医療を提供する、とあります。EBMに基づいた薬剤、などというのはEBMの
サケットの定義から外れてしまいます。日本にEBMという言葉を導入した時から日本
においてEBMの解釈がSackettの定義と異なっている現状を把握する必要があります。

 Evidenceを根拠と訳していいのでしょうか?Evidenceを辞書で引いても根拠と
いう言葉は出てきません。また根拠を和英辞典で調べても、Evidenceという言葉は出
てきません。最近は単にEvidenceというようですが、用語としても統一したほうがい
いと思います。Evidenceを使うことがEBMではないと思います。

(赤真,注:ただ、根拠、に関しては、そのような訳がある英和辞典も存在する、との反論?も
すぐに出されました。)
[2001年4月23日 9時50分32秒]

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