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お名前: 山中 寿
痛風のXPを多く見ているとsesamoid bifidaは結構多いという印象です。
また、母趾のMTP関節の種子骨がOA様に変形している症例も時々見ます。いずれも正確な
頻度は出していません。
ところで、母趾の疼痛を訴え、痛風を疑って受診した患者のうち、母趾のMTP関節の
種子骨の部位に限局して強い圧痛を訴える患者が時々います。井上先生が昔sesamoiditis
などと言っていましたがこのような病態はあるのでしょうか?
[2001年3月19日 10時6分47秒]
お名前: 鎌谷直之
桃原先生、ありがとうございました。
[2001年3月18日 6時59分38秒]
お名前: 谷口敦夫
膝蓋骨は大腿四頭筋の腱に生じた巨大な種子骨:なるほど!桃原先生ありがとう
ございました。
[2001年3月17日 23時28分25秒]
お名前: 桃原茂樹
整形外科の中には、このような名前がついた徒手検査が肩や膝を始めとして数多くあります。
今度、センターカンファでの整形外科での関節の診かたのレクチャーで取り上げるて頂く様、
リクエストしてみます。
ところで、種子骨ですが、関節付近にある小骨片で、摩擦に抵抗するために出来たと
考えられています。
母趾の種子骨ですが、通常第中足骨頭の足底面に2個、第1趾基節骨足底面に1つあります。
また、第5中足骨底面にも見られることがあります。また、極く極くまれだと思いますが、
個人的には5足趾全部のMTP関節に種子骨を認めた症例を経験したことがあります
(臨床的には何の症状もありませんでした)。
つまり、足趾に関してvariationが多いということです。
最近は、スポーツや高所からの落下で種子骨の骨折が増えてきています。母趾のMTP関節に
2個ある種子骨のうち、内側の種子骨(tibial sesamoid或いはmedila sesamoid)の方が
損傷されやすいようです。これは、解剖学的に中足骨の真下に存在するためのようです
(それだけ外傷、外力を受けやすいからです)。
診断ですが、注意深く同部の疼痛、圧痛を確認し、X線で診断します。先天性の二分種子骨
(bipartite sesamoid)は、教科書的には10%の人に存在するようです。外傷による骨折と
二分種子骨との鑑別には、両側の足を同時に撮影することにより鑑別できます(もっとも、
必ずしも両側の母趾に二分種子骨が存在するわけでもないようですが(^o^))。また、X線で
問題なくても同部の炎症や骨折が疑われる場合は、骨シンチとのことです
(私にはそこまでの経験がありません)。
ちなみに、膝蓋骨は大腿四頭筋の腱に生じた巨大な種子骨と考えられています。
[2001年3月17日 16時1分37秒]
お名前: 赤真秀人
私はファーガソンもヤーガソンも知りませんでした。
勉強になりました。市川先生、有り難うございました。
[2001年3月17日 6時59分40秒]
お名前: 鎌谷直之
そういう基本的な整形外科的手技を一通り
教えてもらいたいと思います。
ところで、第一MTPのところに種子骨があるでしょう。
これが時々割れてるでしょう(二分種子骨)。
これは後天的に割れるのか、先天的に二分なのか?
[2001年3月15日 23時54分38秒]
お名前: 鎌谷直之
寺井先生に車の中で聞いただけなので、わかりません。
寺井先生にネットにのせるように頼んだのですが。
[2001年3月15日 23時34分29秒]
お名前: 市川
先日、鎌谷先生から「ファーガソン徴候って知ってる?」と聞かれ
知らなかった私は、本で調べたのですが見つからず、いろんな先生を
巻き込んでしまいました。
その結果、Yergason testでは、ということになりました。
Yergason test (ヤーガソンテスト)
このテストは上腕二頭筋腱が結節間溝に安定しているかいないか
をみる。患者に肘関節を十分屈曲するように指示する。検者は一方
の手で患者の屈曲した肘関節を握り、もう一方の手で患者の手関節
部を支える。そこで、患者の抵抗に抗しながら患者の肩関節を外旋
させ、同時に患者の肘を下方へひっぱり 上腕二頭筋腱の安定性を
テストする。もし 上腕二頭筋腱が結節間溝で不安定な状態であれば
上腕二頭筋腱は 結節間溝からずれて患者は痛みを訴える。
鎌谷先生がおっしゃっていたのは、このことでしょうか?
聞き違えだったらすみません。教えて頂ければ幸いです。
[2001年3月15日 21時55分7秒]
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