記事タイトル:PPPに関する話題 


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お名前: 寺井千尋   
この欄にはすっかりご無沙汰している寺井です。
今回、所長から翻訳を当てられてRA治療ガイドライン2002を読んでいたところ、
Introductionの最後の文に、These guidelines have been reviewed by rheumatologists, 
primary care providers,・・・・・とRA関係の医療プロフェッショナルが続く最後に、・・・
social workers, and patient educators. とあります。
このpatient educatorを直訳すると患者教育者でなんのことかわからないかもしれません
が、教育にあたる(RA)患者すなわち patient partnerそのものなのです。
当然ながら、他が医師を始めとする医療関係者の名称が続く中に、患者側から出てきたプ
ロフェッショナルとして名前が載っているわけで、アメリカでのpatient partnerの活動ぶ
りがうかがわれます。
一昨年末に候補者の募集を行い、面接選抜し、研修を続けて、昨年の5月からスタートし
たPatient Partners Programも順調に進行しており、学生の評判も極めて高いものがあり
ます。学生にアンケートを書いてもらうと、他の大学にもぜひ広げるべきであるという意
見とともに多いのが、他の分野でも同じ方法がとれないでしょうか、というものです。
私なりに考えてみましたが、心臓や消化器疾患ではこの方法は難しいだろうとは思うもの
の、本当にリウマチだけにしか適応できない教育法なのか自信がありません。他の分野で
同じようなものを見た、読んだことがある、この病気ならできるんじゃないか、などのご
意見をぜひお聞かせ下さい。
また、昨年11月にメディア向けの発表をしましたが、今のところ17の新聞で取り上げら
れ、いくつかの雑誌、情報誌に掲載されております。
[2002年2月21日 23時14分15秒]

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