記事タイトル:ITCRと卒後教育 


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お名前: 鎌谷直之   
ITCR (Integrated Training Course of Rheumatology)は臨床リウマチ学のトレーニング
のため、当センターに1-2年程勤務し教育を受けるシステムです。このような短期滞在の
医師に対する教育だけでなく、入局後まもない医師や、リウマチ学のトレーニングが不足
している医局員(もちろん私を含めて)に対する教育も含まれています。現在、平田先生
がこのトレーニングコースで教育を受けている他、木曜日のカンファランスでもITCR用の
講演が行われています。原教授、戸松教授が中心になってITCRは推進されています。平田
先生にはもちろんのこと、研修医や我々にも非常に役立っていると思います。

このITCRは、医局員の臨床力を高めるため、さらに充実させる必要があると思います。確
かに外科部門では知識より技能が重要であるという面があると思いますが、内科では知識
が重要です。以前は知識の分配が平等ではなかったため、知識を独占する人が有利でし
た。現在は、完全にではありませんが、知識の分配はほぼ平等になり、それにアクセスす
る権利ではなく、それを理解し重要なものを抽出することが大切になってきています。膨
大な情報の中から有用な知識を抽出するためにはシステムが大切です。幸い、谷口先生が
医局長を降りることになりそうなので、ITCRの補助としてこのシステム、KNCR
(Knowledge Navigator System for Clinical Rheumatology)について考えてもらおうと
思います。ホームページやメーリングリストを使う方法を提案したいと思います。
[2002年1月2日 8時20分23秒]

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