札幌の山中ドクター(開業医の方)から、以下のメールをいただきました。
本人の了解を得て、というより本人もいろいろな方の回答なり考え方を知りたい
とのことですので、一言でも感想を知らせていただけると幸いです。皆さんの
御意見は特に皆さんからの希望が無ければ、山中先生へは匿名とします。
山中寿先生、いかがですか?? 御親戚ではありませんよネ!!
関節痛を訴える患者さんで、「リウマチ疑い」として「リウマチ因子」を提出した
(他に ASLOとCRP定量を実施)ところ検査過剰ということで査定されました。
この様な事が今年になって2回あり、納得できません。
どの様に考えるのでしょうか。
1)リウマチ疑い、ではなく、関節リウマチ疑い、に病名を変更する
2)膠原病疑い、として「リウマチ因子」を測定する。
1)あるいは2)にすれば 宜しいのでしょうか。
確かに「リウマチ因子」陰性の関節リウマチもありますが、一回だけ検査するので
あれば宜しいと思っているのですが如何でしょうか。
私の所は関節のX-Pは撮影せず(見方もわからない)、主に血清学的検査を施行
しております。
北海道以外でもリウマチ因子に対する査定はあるのでしょうか。
以下が、赤真の考え、疑問です。
やはり、リウマチとの病名が悪いのでしょうか? 面倒でも慢性関節リウマチと
しないと、いけなかったのでしょうか? 審査医は、意地悪く、リウマチをリウマチ熱と
解釈したのでしょうか? それともリウマチ因子(もちろんリウマトイド因子が
望ましい)とASO を同時に測定したことがいけなかったのでしょうか? (しかし、
われわれのセンターのAセットにもたしかASOは入っています。)
あるいは関節XPを撮らなかったのがいけないのでしょうか?(私はそうは思いませんが。) 膠原病疑いでももちろん良いと思いますが、いかがでしょうか?
北海道は寒さだけではなく、査定も厳しいのでしょうか? 以上。
[2000年12月5日 10時12分19秒]