記事タイトル:リウマチ因子の査定 


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お名前: 山中 寿   
まず、札幌には親戚はいません。赤真先生ご心配なく。
査定については医師会の講演会などでもしばしば問題になりますが、私は個人的には
大きく二つに分けられるように思っています。
一つは、高価な検査項目に関するもので、過剰検査になりがちであることにコンセンサス
が得られているのもの。もうひとつは、安い検査で、ルールも何もなく、単に審査医の
個人的好みとか主義で査定されるもの。この場合は後者だと思います。審査にあたる先生
方の苦労もわかるのですが、やはりいちいち異議を申し立てるしかないのでしょうね。
どなたかエキスパートの意見が欲しいのですが。
[2000年12月5日 22時46分25秒]

お名前: 赤真秀人   
札幌の山中ドクター(開業医の方)から、以下のメールをいただきました。
本人の了解を得て、というより本人もいろいろな方の回答なり考え方を知りたい
とのことですので、一言でも感想を知らせていただけると幸いです。皆さんの
御意見は特に皆さんからの希望が無ければ、山中先生へは匿名とします。

山中寿先生、いかがですか?? 御親戚ではありませんよネ!!


関節痛を訴える患者さんで、「リウマチ疑い」として「リウマチ因子」を提出した
(他に ASLOとCRP定量を実施)ところ検査過剰ということで査定されました。

この様な事が今年になって2回あり、納得できません。
どの様に考えるのでしょうか。

1)リウマチ疑い、ではなく、関節リウマチ疑い、に病名を変更する
2)膠原病疑い、として「リウマチ因子」を測定する。

1)あるいは2)にすれば 宜しいのでしょうか。

確かに「リウマチ因子」陰性の関節リウマチもありますが、一回だけ検査するので
あれば宜しいと思っているのですが如何でしょうか。

私の所は関節のX-Pは撮影せず(見方もわからない)、主に血清学的検査を施行
しております。

北海道以外でもリウマチ因子に対する査定はあるのでしょうか。


以下が、赤真の考え、疑問です。

やはり、リウマチとの病名が悪いのでしょうか? 面倒でも慢性関節リウマチと
しないと、いけなかったのでしょうか? 審査医は、意地悪く、リウマチをリウマチ熱と
解釈したのでしょうか? それともリウマチ因子(もちろんリウマトイド因子が
望ましい)とASO を同時に測定したことがいけなかったのでしょうか? (しかし、
われわれのセンターのAセットにもたしかASOは入っています。) 
あるいは関節XPを撮らなかったのがいけないのでしょうか?(私はそうは思いませんが。) 膠原病疑いでももちろん良いと思いますが、いかがでしょうか?
北海道は寒さだけではなく、査定も厳しいのでしょうか?        以上。
[2000年12月5日 10時12分19秒]

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