記事タイトル:PIDとNIH 


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お名前: 赤真秀人   
何か略語解説をしようと思っていたら、臨床統計学のことが一つ前で話題になったので一言。

ある本には、初心者向けに覚えやすいよう
sensitivityは PID(positive in disease; pelvic inflammatory disease)
specificityは NIH(normal in health; National Institutes of Health) 、
と載っていました。アイデアとしては面白いと思います。

また別の本には、アルファエラーとは、「帰無仮説を誤まって棄却するエラー」ではなく、
「帰無仮説が真であるにもかかわらず(誤まって)棄却するエラー」であると強調されて
いました。その差は小さいようで大きいようです。

また、1−アルファエラーをspecificity, 1−ベータエラー、すなわちパワー
をsensitivity に相当することを明確に教えてくれている日本語の本は無いかきわめて
少ないと思います。

結局、ここらへんのことを本当に理解している人は予想以上に少ないのでしょう。
私もわかっているフリをしているだけです。
[2001年3月12日 10時41分34秒]

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