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お名前: 松田祐子
SMRとは、Standardized Mortality Ratioのことで、standard populationの死亡率から
予測した人数と実際の人数から比率を出します。
[2000年11月27日 18時32分10秒]
お名前: 鎌谷直之
SAAと動脈硬化との関連が証明されれば非常に面白いと思います。
脳卒中、心筋梗塞の人でSAAの多型を調べたらどうでしょう。
SMRとは何ですか。松田先生
[2000年11月27日 11時48分12秒]
お名前: 谷口敦夫
RAと動脈硬化の話を興味深く拝見しました。
動脈硬化の指標としてhigh sensitive CRPが有用のようですよね。
日本医事新報に防衛大教授の中村先生が書かれていました。ところで、
homocycteinとMTXと動脈硬化の話はありませんでしたか?
あれば教えてください。
[2000年11月20日 22時17分2秒]
お名前: 小関由美
遅くなりましたがACR報告をします。
ACRは2回目でしたが、やはり言葉は??でした。
今回のACRでは、炎症とatherosclerosis、RAと心血管障害など、炎症と動脈硬化、
虚血性心疾患がらみの講演やセッションが目に付きました。(2年前のACRでは、
なかったと思います)私の演題がSAAと脂質代謝に関する報告で、atherosclerosis
に関連するため、聞いてきました。
・RA患者の死因で、心血管障害が多い。
・炎症やRAは虚血性心疾患の危険因子となる。
・acute coronary syndromeでは血管壁やplaqueでのT-cellやmacrophageが活性化
しており、IFN-gなどが産生され炎症に関与している。
などで、私が報告したSAAが上昇することでコレステロールのエステル化が障害
され、atherosclerosisが進むのでは?という話はどこにもでてきませんでした。
他に、MTXの使用量の関して、欧米で使用量が多いのは人種や体格の違いがある
と思いますが、お隣りの韓国でもMTX平均使用量が12mg/week位(10mg以上でした)
と多いのに驚きました。やはりリウマトレックス使用量の増量を望みます。
[2000年11月20日 17時15分14秒]
お名前: 赤真秀人
fibromyalgia の video 貸してください.お願いします。
[2000年11月20日 16時26分43秒]
お名前: 松田祐子
書き込みが遅くなり申し訳ありませんでした。
いつも感じるのですが、会場が非常に広く私にとっては骨の折れる毎日でした。アメリカ人は
本当にタフだなぁ、とつくづく感じました。
私のポスターはRA Mortalityに関するもので、周囲は同様な研究の発表が集中しており、参加
者の関心も高いようで、割と人だかりがしていました。私もいろいろ質問されましたが、私の
結果では、SMRは白人♂1.66、♀1.49で、昔の論文に比べ、低下していたのですが、Swedenや
Mayo Clinicのdoctorから、私たちも同様の結果だった。というご意見をいただき、心強かっ
たです。
また、臨床統計のlectureに参加しました。Marian T. Hannan, DSc, MPH
Instructor in Medicine, Harvard Medical School
Senior Research Associate
HRCA Research & Training Institute
1200 Centre Street, Boston MA 02131-1097
遅れてしまったため、プリントをいただけなかったのですが、あとからe-mailで頼んだら、
お返事をくれましたので、興味がある方は、ご連絡ください。
また、FibromyalgiaかCFSか忘れましたが、圧痛点の押し方のVideoをもらってきましたので、
興味のある方はご連絡ください(15分程度)。赤真先生、いかがですか?
以上です。
[2000年11月20日 16時6分44秒]
お名前: 赤真秀人
市川先生、南家先生とも線維筋痛症の演題が多かったとの印象を
受けられた様ですが、私もそう思います。慢性疲労症候群の演題も
多いと感じられましたか?
線維筋痛症の臨床研究を長年されている日本の某先生は、何でも
アメリカのまねをしたがるようにみえる日本で、なぜ本疾患が注目を
集めないのだろうか?、とかつて嘆いておられました。
(しかし、ともあれ確かに外来で骨の折れる疾患です)。
[2000年11月19日 18時0分24秒]
お名前: 市川奈緒美
遅くなりましたが、ACR報告です。
学会会場がかなり広く、ポスターを見るのが大変でした。
1. 抗TNF-a抗体がRAだけでなく、ASやPMに有効であった。
2. SjSの神経症状として、中枢神経症状より末梢神経症状が多いが、中枢神経症状はMS
like であったりsevereなものが多い。HLA-DQB1*0303の存在が、マーカーに
なるかもしれない。
3. RAはcoronary artery diseaseのrisk factorになる。
RA滑膜や動脈硬化plaque にCD4+CD28null T cellの浸潤を認める。
CD4+CD28null T cellはIFN-g の産生や、macrophageを活性化させ、coronary
ischemic syndrome と関連する。
4. Fibromyalgiaの演題が多い印象。
5. 亜矢子先生の友達のDebby先生に、妊娠を希望している患者さんには何を投与します
か?と聞いたところ、azatioprineで症状を改善してから、妊娠にもっていくか、
PSLを使うとおっしゃっていました。どうしてかは英語が通じずわかりませんでした。
とりとめなくてすみません。
一生懸命聞いてたつもりですが、英語はわからなくて、わかっても頭からぬけるのが、
さらに早いなあとつくづく感じました。
それにしても、アメリカの空は真っ青でした。
[2000年11月18日 12時49分42秒]
お名前: 田中 栄一
すみません。以前書き込んだ以下の文章は、
5. RA治療のSASP(サラゾスルファピリジン)で、胃腸障害の有意に少ないEnteric-coated
されたSASPが発売された。
皆さんご存知のアザルフィジンENのことでした。
[2000年11月8日 15時19分0秒]
お名前: 鎌谷直之
もともと、RA患者のB細胞にはEBNA抗原の発現は強く、20年くらい
前は、そのためRAの原因がEBではないかという説も強かったのです。
御存知のように、EBVは主としてB細胞の核内に感染し、それに
反応してT細胞が免疫反応を起こします。
RAでは、そのEBV感染B細胞の制御が弱くなっているのでしょう。MTX
投与により、さらに弱まるとlymphomaになるのでしょうか。
[2000年11月8日 8時56分12秒]
お名前: 梶山 浩
梶山です。今病棟で、RAの人で、MTX induced-lymphoma疑いの
人を受け持っていますが、アメリカではそのような報告はどう
でしたか?EBVがらみだという話もありますが、MTXを投与する
場合、EBVに対する感染の有無や、EBV感染細胞の絶対数を検討
して、MTXの使用の是非を決定すべきだなんて報告ははありま
せんでしたでしょうか?というのも、RAで、low dose MTXを受
けている方に合併するlypmhoma はB cell系が多く、又、その
多くで、EBV感染細胞が見つかるらしいので。
[2000年11月6日 22時24分43秒]
お名前: 梶山 浩
梶山です。今病棟で、RAの人で、MTX induced-lymphoma疑いの
人を受け持っていますが、アメリカではそのような報告はどう
でしたか?EBVがらみだという話もありますが、MTXを投与する
場合、EBVに対する感染の有無や、EBV感染細胞の絶対数を検討
して、MTXの使用の是非を決定すべきだなんて報告ははありま
せんでしたでしょうか?というのも、RAで、low dose MTXを受
けている方に合併するlypmhoma はB cell系が多く、又、その
多くで、EBV感染細胞が見つかるらしいので。
[2000年11月6日 22時24分36秒]
お名前: 鎌谷直之
田中先生ごくろうさん。
MTXの使用量がそれほど日米で違っていれば、それはそれで
事件。
ちゃんと報告すべきだと思うが。
[2000年11月6日 21時10分37秒]
お名前: 田中 栄一
今年も、よく勉強してきましたが、やはり、スライドなしでは、言葉は理解出来ませんでした。
以下、初めて知ったことや、感じたことなどを思いつくままに。
1. シェーグレンのdry eye, dry mouthにpilocarpine(経口内服)が有効。(ムスカリンのM3 receptor agonistで、プラセボと比較しRCTにて有意に有効)
2. RAのconcurrent sessionにて、今後のRA治療の1つとして抗IL-1レセプター抗体が、TNF抗体同様に、脚光を浴びてくるのではないかと。
3. TNF抗体は、ASや乾癬性関節炎、炎症性腸疾患に伴う関節炎、多発性筋炎にも有効。(ポスターセッションにて)
4. APSの治療で、INRが2-3のwarfarization+アスピリン投与にて、血栓再発のリスクは減少も、脳出血などの致死的リスクは増加。
5. RA治療のSASP(サラゾスルファピリジン)で、胃腸障害の有意に少ないEnteric-coatedされたSASPが発売された。
6. EnbrelやInfliximabの効果は、去年同様、効く効くというものばかり。なかには、再燃が結構ありますよというポスター報告もありましたが。
併用または対照として使用されているMTXの量も平均15-20mg/weekとびっくり。
まだ、使用3-4年までの報告で、長期予後についての報告はなし。
どの発表も治療効果の判定にACR20, 50, 70やHAQ, X-pはLarsen or Sharpを使用。J-ARAMISの成果が発揮できれば良いのですが。
[2000年11月6日 0時2分50秒]
お名前: 鎌谷直之
上里先生、ネット医局のTopにACR abstractへのリンク
をつけてくれませんか。
[2000年11月3日 8時7分54秒]
お名前: 山中 寿
ACRのHPは、http://www.rheumatology.org/ です。
[2000年11月2日 20時20分49秒]
お名前: 鎌谷直之
山中先生ご苦労様です。非常に参考になります。
ところで、ACRのurlを教えて下さい。http://.....
[2000年11月2日 14時49分46秒]
お名前: 山中 寿
なお、ACRの抄録はACR home pageからon lineで全文が読めます。しかも検索機能が
ついているので、会場にいてポスターを見ているよりずっと効率的です。赤真先生の質問
には答えられませんので、上記のHPから検索して見ていただけませんか?
[2000年11月2日 7時21分12秒]
お名前: 山中 寿
2000/11/1
12:30〜のMeet the professorのearly RAというセッションに出席しました。
これも有料($35)で、事前登録しておいたものです。12,3人の臨床医が昼食を
食べながらCoblyn教授の司会で会が進行します。初めに早期RAの概説があり、
その後症例が提示され(口頭のみでスライドなし)参加者に「この場合はどうする
か?」というように進行します。1例目は75歳の早期RA、2例目は?歳の妊婦の
RA。いろんな意見が出て、米国のRA治療の現状が大変よく解り参考になりました。
1.RFはすべて定量法で話が進む。2.老人の関節炎ではPMR/GCAが必ず鑑別に
のぼる。3.ステロイドは7.5〜10mgが通常量。4.MTXは10mgか、重症例では
15mgから開始し、30mg/wまで増量することがある。葉酸は必須で、SASP投与時にも
葉酸を必ず投与する人もいる。5.使える薬のoptionが多く、うらやましい限りである。
COX-2, Hydroxychloroquine, Leflunomide, Infliximab, Eternacept・・・。これだけ
使えれば日本でももっと患者をよくできる!!6.医療経済学が前面に出てきて
「economic review system」といって患者の保険を聴取することが重要であるとか、
cost per one erosion prevent などという言葉が生まれたようです。7.1000人に
一人しか生じない副作用など気にしないと言う本音も堂々と話していました。
いろいろな意味で日本との差異にがく然としました。
[2000年11月2日 7時14分4秒]
お名前: 赤真秀人
1.[結局、安くつく」ことは、すばらしいことですし、歓迎すべきことと
思います。ただ、1つぐらいは、安くなりそうも無いとの報告(他の
製薬企業がバックアップした検討でもよいのかもしれないのですが)が
あっても良いような気もしますが・・・・・。
2. インフリキシマブでの感染症誘発の可能性について、なにか新しい
情報はありませんでしたか? もしあれば、教えてください。
[2000年11月1日 21時49分22秒]
お名前: 山中 寿
2000/11/1
朝7:30からのBreakfast with professorに初めて出席してきました。Ralph Schumacher
Jrのsynovial fluid analysisのセッションでしたが、各セッションの定員は20〜30名
ぐらい、予約制で$75ですが朝食(といってもベーガルや果物程度)がつきます。机の
上に顕微鏡がずらっと並んでいて、スライドを使って講義があった後に実際の標本を見る
という極めてprecticalなセッションでした。Schumacherは結晶性関節炎の大家ですが、
さすがにすごい講義で大変感激しました。要するに結晶の同定は光学顕微鏡でかなりの
ところまでできることがわかり、私がかねてから言っていることで意を強くしました。
帰国したら早速、結晶のスライド集をつくりたいと思います。なお、午後にARAMIS
and J-ARAMISのInformal Closed meetingを開き、J-ARAMISが医局員の先生方の協力に
より大変スムーズに進んでいることを報告しましたが、大変好評でした。
[2000年11月1日 20時33分19秒]
お名前: 山中 寿
まず第一報を送ります。何しろポスターが多くてとてもみきれませんが、
学会運営は素晴らしくよく組織化されていて感激です。
1.Embrel, Celecoxibをはじめとする高価なRA治療薬がどんどん開発
されている中で、それらの医療経済学的検討が盛んに発表されています。
いずれも答えは同じで、「結局安くつく」と結論づけています。新しい
NSAIDだと胃潰瘍の穿孔で手術が減る、胃薬を使う経費が減る、DMARD
の場合は、手術がいらない等、企業寄りの姿勢が鮮明で驚きました。
2.いろいろな新事実の見直し、揺り戻しがあります。RAで上昇する
MMP-3が治療で下がらないとか、IL-1遺伝子多型が疾患感受性に関係
しないとか、やや一方向性になった流れの見直しでしょうか。
3.Schumacherのグループの早期RAの滑膜生検(何と267例)がすごい。
しかし特異的所見なしでは今一インパクトに欠けますが、これも生検して
初めて解ったことで、やらなければ解りませんね。
4.RAにおける血管新生も演題が出てきましたが、早期例ではあまり
はっきりしないようです。またthrombospondin-1(TSP-1)は血管新生
抑制因子ですが、pro-angiogenicであり、CD47を介して T細胞を活性
化するという、我々には残念な結果もあります。(2000/10/30)
[2000年10月31日 8時18分50秒]
お名前: 山中 寿
今成田にいます。逐次(?)、情報を送る予定です。
メールはローミングで受けますので大丈夫のようです。
質問があれば送って下さい。
[2000年10月29日 11時1分46秒]
お名前: 鎌谷直之
皆さん、ACRの情報をお待ちしています。
掲示板に書いて下さい。
[2000年10月28日 15時30分46秒]
このテーマについての発言をどうぞ。
※半角カナは使用しないようにしてください。文字化けします。
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