記事タイトル:最近の外来診療で 


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お名前: 鎌谷直之   
赤真先生、homogenousとhomogeneousは意味は同じと考えて良いですか。
ただ、アクセントが違うだけですか。
[2001年1月14日 16時44分35秒]

お名前: 山中 寿   
赤真先生に賛成!偽痛風は老人の不明熱の原因としてもっと取り上げられるべきだと思います。
我がセンターの先生方は綜説書きの依頼が多いと思いますが、「不明熱」に関する研修医向けの原稿がありましたら、是非、偽痛風を不明熱の原因疾患の一つとして入れていただきたいと思います。
[2001年1月13日 23時20分1秒]

お名前: 赤真秀人   
つけたし、です。

1)私の乾癬性関節炎(疑い)の患者ですが、ずっとCRPは1ぐらいでした。
高尿酸血症が皮膚に乾癬が出現する前に生じるのか否かは知りません。単なる無症候性
高尿酸血症だったのかもしれません。

2)谷口先生に・・・・
私も新松戸中央総合病院に出向中、4人ぐらい、普通の偽痛風、の高齢患者さんを経験
しました。皆、膝などにOAがあり、不明熱や食欲不振で紹介されてきました。確か全員が、
抗生物質を投与されていました。もともと寝たきりの患者さんだと、かかりつけ医は膝などを
診察しないので、結局、発熱の原因は肺炎や尿路感染疑いとなってしまうのだろう、
それもやむをえないだろうな、と感じていました。

あと細かくてすみませんが、、heterogenous は heterogeneous です。
endogenous, exogenous, homogeneousと、結構、面倒なのですが。アクセント位置も
異なります。(蛇足:以前、これをネタにエッセイを書きました。赤真はつまらんことに
細かいぞ、とも言われましたが、私はめげてはいません!)
[2001年1月13日 20時56分18秒]

お名前: 谷口敦夫   
CPPD結晶は偽痛風の原因ですが、同じ結晶が慢性多発関節炎を起こすことがあり、偽RA
型と呼ばれています。高齢発症RAの鑑別疾患の一つです。最近は85歳で発症した、本疾患
と思われる一例を経験中です。私見ですが、この場合はpseudogoutよりも、関節液中の
CPPD結晶がしっかり成長しているように思います。結構良い写真が撮れますので。RA
との最終的な鑑別はまださきの話ですが。
[2001年1月13日 14時32分16秒]

お名前: 谷口敦夫   
最近、RS3PEの患者さんが来ました(と思います)。高齢、PSL10mg著効、Rf-、
最近ではRS3PEはheterogenousな疾患の集まりと考えられており、症候群であるとの考え
方が一般的のようです。paraneoplastic syndromeとの考え方もあります。PMRとの
境界が不明瞭のようです。
[2001年1月13日 14時28分2秒]

お名前: 鎌谷直之   
貴重な情報をありがとうございました。
[2001年1月12日 20時7分4秒]

お名前: 赤真秀人   
最近、外来をしていて、2つばかり勉強になったことがありました.忘れないうちに
参考まで記述します。皆さんも何か ちょっとした出来事はありませんか??

1) (ちょっと怖い感じの)中年男性が尿酸値高値プラス多関節痛で初診されました。
某大学病院整形外科や内科などで、痛風?かもしれないが、よくわからないとされていました。
私にもわからず、それでも患者はもう当センターしか信用できないと言って、1−2週ごとに
来院されるので、私は強いストレスを受けていました。すると3ヶ月後に、急に乾癬が出て
きました。私にはよい勉強になりました。ストレスからもようやく解放されました。

2)中年女性が急に強い右股関節周囲痛を訴え、杖歩行しかできなくなり、初診されました。
比較のため、左股関節XPも撮影したところ、なんと左の方が強く変形していました。
よく聞くと、2ヶ月前には左が痛かったそうです。両側撮影しておいて良かったし、丁寧に
病歴を聞く必要性も再認識しました。(診断はOAでした)。
[2001年1月12日 12時57分49秒]

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