記事タイトル:留学依頼 


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お名前: 鎌谷直之   
以下のような要請がきました。

だれか興味ある人はいますか。

鎌谷先生

先日、こちらの Ministry of Research 
の役人の人と話し合いがあり、私共がフランス政府のサポートのもとで東大医科研他と進めて

おります、日仏共同プロジェクトのために1人あるいは2人のフェローシップを貰えることになりました。スタート

は2001年7月1日で大学あるいは公的な機関にポジションのある研究者を取り敢えず六月間(おそらく2001

年度の上半期の延長が可能で、そうなると1年間になります)SNP 
検索及び遺伝解析を行っていただくというものです。こちらから給料が月に14000フランから2

1000フラン支払われます。どなたか先生のラボあるいは共同研究をなさっていらっしゃる研究室
でこういった仕事をなさりたい方をご存知ではありませんか?

具体的には、
1何らかの疾患とそれに関連していると思われる遺伝子群の間の SNP 
ジェノタイピングによる遺伝解析を行っていただきます。例えば、現在、こちらで行っているプロジェ

クトは、先日お話しいたしましたように
自己免疫疾患や免疫不全症とサイトカイン、細胞表面分子、シグナルに関連した分子、抗体

及びT細胞受容体との関係、がんと DNA repair gene 
の関係等です。ですので、病気と遺伝子の関係についてある程度の知識や行うプロジェクトに対す

る明確なビジョンを持った方が望まれます。

2解析を行うための検体があることが望ましいと思います。

3こちらとして、解析を行う際の材料(プライマーその他)と健常者における SNP の場所と頻度の情報、また 
High throughput のジェノタイピング設備を提供します。もちろん、御本人に実験をしていただく必要がありま

すが。

もっと率直に申しますと、ある程度エスタブリッシュした研究者で、この遺伝子と病気の関係が調べてみたい、とい

った具体的な希望のある人がもっとも望ましいと思います。

選考は、プロジェクトの内容をこちらの Scientific Committee 
である程度審査した後、最終的には私と所長で決めることになると思います。

書類提出の締め切りが12月の末ですのでもしご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、今週中ぐらいの間に御

返事を頂ければ幸いです。

まずはご連絡まで。

松田文彦

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Fumihiko MATSUDA, Ph.D.

Head of Gene Identification
Centre National de Genotypage
2, rue Gaston Cremieux
91057 Evry Cedex, France
tel: 33-1-60-87-83-38
fax: 33-1-60-87-83-83
email: fumi@cng.fr
webpage: www.cng.fr
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[2000年12月13日 20時37分32秒]

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