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お名前: 山中 寿
当センターではこうしている、ということを書く本だと思いますので、現実に即した記
述をする方が良いと思います。
週8mgを超えるMTXについては、国内外の十分なエビデンスがあり、皆がモニタリングに
長じ、大きな事故はないのですから、書いてもよいのでは、と(個人的に)考えます。
ただし、「日本人に対しては、断定は時として曖昧さより人を惑わすことがある」法則
に従えば、やや曖昧な表現が良いのでは・・・
[2003年1月15日 20時0分59秒]
お名前: 鎌谷直之
今度のガイドラインの本で、「基準量以上のメトトレキサート投与も、十分なエビデンス
を知り、薬物モニタリングに十分な経験のある医師であれば正当化される」と書こうと思
うのですが、皆さんどう思います。
されるのではないか。としといたほうが良いと思いますか?私の個人的意見だが、とこと
わったほうがいいでしょうかね?皆さんはどう思うでしょう。
[2003年1月15日 19時30分39秒]
お名前: 鎌谷直之
できれば8 mg/wkを越えてMTXを投与している患者さんには、これは規定以上であること
を知らせ、それでも副作用の可能性より効果のメリットの方が大きく上回ることを説明し
たほうがよいですね。
日本で、MTX 8mg/wkのままだと何が起こるかというと、当然、抗TNF療法の対象者は増
えます。そこで、副作用も増えるし、医療費も増えるでしょう。厚生省は抗TNFの投与対
象者を制限しようとしているようですが、MTXの量を増やせばRAの予後は良くなるし、医
療費も削減できるし、副作用も少なくなると思います。
でも、そこに必要なのは何かというと投与量と効果のより厳密なモニタリングと、データ
からバイアスのかからない因果を導き出すことです。これから薬物療法の中心は化合物そ
のものよりも、モニタリングと証拠に移っていくのではないでしょうか。
[2003年1月11日 16時49分45秒]
お名前: 鎌谷直之
MTXを8mg/wk以上使っている人は多いでしょう。しかし、もし何かあったときに責任を
問われる可能性があるでしょうか。
私は、十分のエビデンスがあれば厚生省の容量を越えてもアカウント(説明責任)できる
と考えています。
MTXを規定以上投与した例でdisabilityの低下がかなり低いというエビデンスがあり、副
作用はそれほどは増えないというエビデンスがあれば良いことになります。外国ではその
エビデンスがほぼ十分あると思います。jaraで早くそのエビデンスを出したいですね。
今日、reviewした論文の中にMTXのPharmacogeneticsへの期待を書いたreviewが二つ
もあった(最近)のにびっくりしました。できればハプロタイプと組み合わせてやると、
更に良いMTX量の最適化が可能になると思います。
[2003年1月11日 16時37分49秒]
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