記事タイトル:第17回臨床リウマチ-MTX,TNF製剤など 


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お名前: 梶山 浩   
ランチョン-RAにおけるMTX療法-東海大学 鈴木先生

MTXの副作用発現を予測するのに、MCVと血清ホモシステイン値が有用。その他、お馴染み
のIPや、高齢者に併発するlymphoproliferative diseaseで、腺外病変で、EB+はいわゆる
移植後リンパ増殖性疾患似て、MTX中止のみでよくなるなど。私は、あまりMTXを中止する
だけでうんぬんは声高にいわない方がよいと思う。実際無治療で経過できる症例の方が少
なく、治療の好機を逃す事につながると思う。

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神戸大学村田先生よりMTXについて、当センター山中先生よりレフルノマイド。埼玉医大竹
内先生より、infliximubの国内の治験のデータ。10mg/kgより3mg/kgの方がよい成績で、海
外では、dose upすればする程よい効果がえられるが、なぜ、日本でこうなったかはわから
ない。infliximubはeternaceptより効果発現が早いといわれているが、あまり両者でかわ
りは無い、とのこと。TNF製剤は骨破壊伸展の抑制がその大きな特徴である。最近、
anakinraもMTXとの併用で、骨破壊抑制効果がある事がわかったとのこと。TNF製剤投与
時、Tbc既往のある人はINH予防投与を行う。など。
[2002年11月16日 21時33分47秒]

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