記事タイトル:low dose MTX therapyにおける危険因子 |
欧米でMTXが普及し始めたころ、MTX投与中に膀胱炎だかを起こして骨髄抑制になった症例 報告がA&Rにあったとおもいます。推測としては赤真先生の言われるように、葉酸代謝阻害 であるから、ということだったと思います。その後、このような症例が続出したのかどう か知りませんが。[2002年3月29日 14時26分45秒]
trimethoprimのターゲットはMTXと同じdihydrofolate reductaseです。 しかし、trimethoprimは哺乳動物のその酵素は抑制しないことになっていますが 多少はするでしょうね。[2002年3月29日 12時58分51秒]
詳細は別にして、ただ単にST合剤も葉酸代謝を阻害するからでしょう。[2002年3月29日 10時53分15秒]
今、陳先生が御提示なさったHD患者におけるMTX使用につき ちょっと調べているところですが、バクタが危険因子なの ですね。 危険因子は 1)腎機能低下 2)MCV上昇 3)加齢 4)concomitant trimethoprim-sulfamethoxazole therapy だそうです。1)〜3)は知っていましたが、4)は知りませんでした。 機序を御存知の先生御教示下さい。[2002年3月28日 22時52分1秒]