記事タイトル:PPPと学生教育 


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お名前: 谷口敦夫   
PPPは非常に良いシステムであると思います。もちろん寺井先生の準備があってのことと思
います。ご苦労様です。
ところで、このようなことは他の領域(循環器、腎臓、消化器など)では行われているの
でしょうか?ひょっとしたら無いのでは?あるいは神経内科ではなるのでしょうか?
いつでも学生が診察できる所見が有る病気というのはあまりないのではないか、と思いま
す。ちなみにある教科書ではRA is a everyday-disease.と掲載されています。的確な言葉
だと思います。
[2002年1月2日 9時49分32秒]

お名前: 谷口敦夫   
私の外来でもPPPについて患者さんから問い合わせが有ります。もし再募集が有れば教えて
下さい。
[2002年1月2日 9時39分18秒]

お名前: 鎌谷直之   
PPP (Patient Partners Program)は患者さんが学生を教育するというこれまでにない画期
的な医学教育プログラムです。慢性関節リウマチ患者さん数人が、少数グループの学生を
相手に慢性関節リウマチの教育を行います。教師である患者さんには事前にかなりの教育
を行います。従って、関節の診察法などは医師が顔負けするくらいの知識を持っていま
す。また、自分の体験を通して、医師が患者に対するとき、それがどのような印象を与え
ているか、医師が把握していない事柄、例えば家庭や職場で患者さんがどのような生活を
送り、どのように考えているかを話してもらいます。

今までにも、患者さんに協力してもらって医師が学生に教育を行うことはありましたが、
このような試みは初めてです。既に米国などでは成果をあげている方法ですが、日本では
当センターではじめて行われました。既に、寺井先生を中心にポリクリの学生に対して教
育が行われており、成果をあげています。学生、患者さん両方から好評をもらっています。

さらに学生教育については、学部学生、大学院生に「遺伝情報学実習」を行いました。こ
れはコンピュータを用いてインターネットで遺伝情報を検索したり、ゲノムデータから連
鎖解析を行う実習です。これは、学生にできるか心配しましたが、結構うまくいきまし
た。このような実習を行っている大学は日本に無く、他校の人(多くは医師)から聞きに
いきたいと言われています。
[2002年1月2日 8時18分54秒]

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