記事タイトル:RA治験に想う |
本日、エンブレル(sTNFaR-Fc)とMRA(抗IL-6受容体抗体)両治験の投与を開始しました。 1)両方とも(とくにMRA)かなり面倒だけれども、当方としてもやりがいはある。 2)患者さんが、治験のコンセプト、すなわち臨床試験とは次世代の健康を守るために行うもの だ、との説明を受け入れるようにようになってきている、ことを痛感します。時代は変わった! 3)エンブレルの患者さんは、膠原病友の会が編集した本を持参して、私が受けるのはレミケー ドですかエンブレルですか、あるいはさらに別のものですか、と尋ねてきました。これも時代は 変わってきている証拠と思います。 4)宮坂信之先生はある雑誌のインタビューで、エンブレルは「嫌になるほど効く」と回答され ています。私も「涙が出るほど効く」ことを期待しています。[2001年6月18日 15時38分6秒]