記事タイトル:Rau法 |
上の図は、実際のRauが示した、MCP関節のレントゲンである。 全くびらんのないものは0点、20%までのびらんがあるものを1点、 20-40%のびらんは2点、40-60%は3点、60-80%は4点、80%以上の びらんがありほとんど元の関節面が保たれていないものは5点と 定義されている。 下の右側の図は、実際に読む関節の場所(ここでは手のみ)が示して あり、また、一つの関節内のどこまでの範囲を読影するかが示して あります。それぞれの模様が20%なのですが、言葉では難しいので、 詳細に知りたい方は、直接聞きに来ていただければと思います。 下の右側の図は、実際にこれくらいのerosionがあったらgradeは これくらいになりますという模式図です。[2000年12月19日 22時55分50秒]
いいようです。[2000年12月16日 11時19分2秒]
うまく見えますかね。[2000年12月15日 14時46分45秒]
以下のサイトに田中先生のラウ方の図を載せました。 田中先生、解説をお願いします。 http://www5a.biglobe.ne.jp/~ior/raumethod.html[2000年12月14日 22時22分5秒]
Rau法はLarsen法のGrade1(軟部組織腫張、関節周囲のOsteoporosis、 軽度の関節裂隙の狭小化)を取り除き、骨びらんの有無のみで評価する 方法である。評価する関節部位は、Wrist関節を、舟状骨、月状骨、 橈骨遠位端、尺骨遠位端の4ケ所で評価し、全38ケ所につき、1つ1つの 関節面をそれぞれ100%とし、このうちの何%にびらんを有するかにより スコアリングを行う。Rau法では、Larsen法のGrade1を排除すること により、レントゲン読影の時間が短縮化され、さらに同一人物や違う人物間 での読影によるスコアの再現性に相関性を認めることが示されている。 このように当方法は実用性があり、スコアのceiling effectがなく、 Larsen法にも劣らない方法であろうということは、我々が日本リウマチ 学会やアメリカリウマチ学会で示した通りです。薬剤効果判定のような 多数のX-p解析にはとても有用です。 Rau法では、「1つの関節にとても小さなびらんが多数あるとき、 1つの関節に十分なびらんが1つあるよりも、スコアは高い。(Sharp法)」 「とても小さなびらんが1つできただけで、スコアは0から2となって しまう。(Larsen法)」というような事もなく、我々のデーターでは、 少なくともRA発症0-7年までは、骨破壊が直線的な進行を示し、 とても有用な方法であると思われました。 写真は載せ方が分からないので後日とします。 すみません。[2000年12月12日 23時50分33秒]
Rau法などの解説や、写真を医局ネットに載せられますか? もし、写真などあれば見せて下さい。[2000年12月7日 6時39分0秒]