記事タイトル:偽痛風の原因遺伝子 


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お名前: 鎌谷直之   
PMID: 12297987
PMID: 12297989
[2002年10月8日 17時15分38秒]

お名前: 山中 寿   
MaCarthyはCPPD沈着症を以下のように分類しています。(一部原文と違うかもしれませ
ん)
Type A Pseudogout
Type B PseudoRA
Type C PseudoOA
Type D without acute arthritis
Type E Asymptomatic
Type F Pseudo Charcot joint
つまり、偽痛風はCPPD沈着症の一部だと理解できます。

今回の抄録を見るかぎりでは、常染色体性優性家族性CPPD沈着症と記載されていますが
偽痛風があったかは記載がありませんでした。私が診ている姉妹例は明らかに偽痛風で
す。
[2002年10月5日 22時55分26秒]

お名前: 谷口敦夫   
偽痛風の原因遺伝子というのは正確ではないと思います。偽痛風はピロリン酸カルシウ
ム沈着によりもたらされる症状の一部です。多分、正確には遺伝性関節軟骨石灰化症の
原因遺伝子、と思います。関節軟骨石灰化症は一部には家系が知られていますが、大多
数はむしろcommon diseaseの範疇に入るものと思います。
[2002年10月5日 21時13分46秒]

お名前: 勝又康弘    URL
鎌谷先生の書き込まれたアドレスは,おそらく検索された際のもので,その後他の方が入
力しても,その文献は得られないのではないでしょうか.
PubMedの検索語入力スペースに,PMIDの番号を入力すると簡単に得られます(ご存知でしょ
うが).

因に,鎌谷先生のおっしゃられているものは,12297989ではないでしょうか?(或は
12297987もかもしれませんが)

また,Chondrocalcinosis (CC) is a 〜. Although most cases are sporadic, rare 
familial forms have been linked to human chromosomes 8 (CCAL1) or 5p (CCAL2).だそ
うです.
[2002年10月5日 16時48分24秒]

お名前: 田中 栄一   
http://www.ncbi.nlm.nih.gov:80/entrez/query.fcgi?CMD=&DB=PubMed

これで開けません。
偽痛風が、遺伝性の疾患であることさえ知りませんでした。

画期的なことですね。
[2002年10月5日 14時50分57秒]

お名前: 山中 寿   
共に30歳代で発症したchondrocalcinosis姉妹例を外来で20年間近く観察しています。
この遺伝子異常を是非調べたいと思います。
[2002年10月4日 18時37分1秒]

お名前: 鎌谷直之   
偽痛風の原因遺伝子(常染色体性優性)が発表されています。
膜貫通タンパク質、ANKHだそうです。

http://www.ncbi.nlm.nih.gov:80/entrez/query.fcgi?CMD=&DB=PubMed
[2002年10月4日 15時36分38秒]

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