記事タイトル:MRI購入? |
私が出席したOMERACT6 カンファレンスでは、RAのMRI scoring systemが決定され、RAの 臨床評価に応用されることになっています。単純X線ではlocal osteoporosis しか見え ないものがMRIではしっかり骨びらんがでている写真を見せられると、さすがに唸ってし まいます。RAの早期診断におけるMRIの意義はますます高くなると思います。 MRIを用いたRAの評価体系の概要は以下の通りです。対象は利き手の2〜4MCPとwristの み。評価基準は滑膜炎0-3,骨びらん 0-10, 骨欠損 0-10, 骨髄浮腫0-10です。軟骨は評 価できないということになりました。 MRIは長足の進歩を遂げているようで、ポータブルのものさえ出ていると聞きます。手や 足だけを対象とする小さなMRIはあるでしょうか?そうすれば現在の青山のMRIとバッ ティングしないのではないかと思います。・・・・・・・・・・・・・[2002年4月20日 15時15分3秒]
あまりMRIには詳しくないのですが、手や手指関節程度なら、特別な部屋もいらない小型 MRIがすでにあるか、もうすぐ出てくると聞きました。現在の外来診察室でも検査可能で、 画像の質もso-so と思われます。もっとも肘関節は無理なようなので、あまり有用とは言 えないかもしれません。宗定先生など整形外科のドクターは詳しく御存知と思います。私 は、あれば早期RAなどの診断補助などに便利で、センターの収入にも貢献できる可能性あ りとも思います。しかし、現時点では今後の改良機器に期待したいと思います。[2002年4月20日 7時56分58秒]
あれば大変便利でたすかります。今以上に依頼を出せます。 しかし、問題も多いと思います。 脊椎などの躯幹をとらないとしても、肩や股関節は必要ですし、となると 小規模というわけには・・・ 四肢はサーフェースコイルの用意の具合ですから、通常通りに機器は必要で、 むしろ四肢のコイルを充実させる分、経費はよけいにかかるのではないでしょうか。 青山病院の収入減少も、大きな問題かと・・・・・[2002年4月20日 7時13分21秒]
RAやnon-specificな関節炎の診断や経過を見るためにMRIの重要性が高まりそうです。 今は、青山に依頼をしていますが、関節のみを対象とした小規模のものなら経費はそれほ どかからないのではないでしょうか。 診療に対する有用性と、需要についてご意見を伺いたいと思います。 例えば、RAかどうかわかないような初期の関節痛でMRIで滑膜炎の存在を確認したい事が あります。[2002年4月20日 7時0分30秒]