記事タイトル:どう考えますか? |
J-ARAMISデータですから用量は「投与量」ではなく「服用量」です。 MTX製剤における「投与量」と「服用量」の差と、差が生じる要因を是非検討する必要が あります。 これはJ-ARAMISとして重要なだけでなく、インフリキシマブの適正治療を含むリウマチ 治療全体について重要だと思います。[2003年1月12日 16時53分31秒]
活動性RAには本来はMTXが少なくとも8mg以上投与されるべきでしょうが、せいぜい2/3し か投与されていない。のこりの1/3の患者さんはMTXを充分量使っても効かなかったか、 使えない。MTXを使えない人はレミケードは使えない。[2003年1月11日 23時53分21秒]
見掛け上、MTXはRAの活動性を増やすように見えます。 我々、日常臨床でもこのような印象で因果を判断することがあると思います。 これは、洗練された統計疫学的手法の大切さを示すデータだと思います。[2003年1月11日 14時49分25秒]
J-ARAMISデータより 活動性RA をSJC≧6 and TJC≧6 and (CRP≧2.0 or ESR≧28)と定義すると、 RA 4,737名中で、活動性RA 332名(7.0%) MTX服用者1,981中で、活動性RA 198名(10.0%) MTX≧6mg/week服用者1,211中で、活動性RA 118名(9.7%) どう考えますか?[2003年1月11日 14時42分4秒]