記事タイトル:AA-amyloidosisの治療ガイドライン 


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お名前: 梶山浩   
Amyloidosisの治療ということはすなわち如何に治療抵抗性
の、あるいは合併症で治療薬の使用のできないRAに対して対応
していくかという問題になると思われますので,RAそのものの
治療protocolをつくることにもなるでしょうか。

また、amyroidosisは確かに炎症を抑えてSAAの供給を断てば
治っていくのでしょうが,それだけでは、人数は減りつつ
あっても、腎障害や合併症などでうまくDMARDや生物製剤
の使えない症例でのamyroidosis発症は結局防げません。
現在、SAP inhibitorやGAG製剤などいろいろ開発中のもの
もあるようですが、ただ単に炎症を抑えるというapproachだ
けでなく、nativeな免疫系への作用が少なく、SAAのamyloidogenesis
を抑えるようなapproachが必要でしょうか。
[2002年7月16日 0時38分36秒]

お名前: 古谷   
自分の恥をさらすようですが、先日私が外来でみていた患者さんに腎障害があるにもかかわらず
なかなか症状改善がなく、思い切ってRTX 1C/Wを処方し、感染症を誘発してしまいました。諸
先生(主には社会保険中央病院の徳田先生)のご尽力でなんとか感染症をのりきり、透析導入し
たところで全身状態が悪化(おそらく心臓血管系の異常?)で患者さんは永眠されました。
Cr2.0以上の場合は、RTXは禁忌ですので、どうぞご注意ください。また、外来でしっかり、予
後などを含めたムンテラをすべきでもあったと深く反省しています。
[2002年7月15日 18時6分50秒]

お名前: 鎌谷直之   
大賛成です。山中先生、人選をお願いします。

比較的簡潔に、最小限にしたほうが良いですよね。
[2002年7月12日 13時20分46秒]

お名前: 鎌谷直之   
新潟大学ではエンドキサンを使うことが多いようです。
RAにはやはり効きは劣るようですが、Methotrexateより腎障害
でも使いやすいのでは、と言っています。
[2002年7月12日 13時16分52秒]

お名前: 山中 寿   
アミロードーシスのみならず、東京女子医科大学膠原病リウマチ痛風センター版のリウ
マチ性疾患全般のガイドラインを作成しては如何でしょう。
リウマチ学会のものは作成過程ですが、政治的要素が多いようで遅々として進みませ
ん。当センターを中心にして出版した「EBMを活かす膠原病・リウマチ診療」を下敷きに
して補完する形で進めてはどうかと思いますが。
[2002年7月12日 11時4分39秒]

お名前: 赤真秀人    
あくまでアミロイドーシスに関しては詳しくない私の印象です。良いとか悪いとか言うつもりは
ないし、言える立場でもありません。

アミロイドーシスに関し、新潟大学の中野先生らは免疫抑制薬治療を推奨されているようにずっ
と感じています(推奨しすぎ?)。
[2002年7月12日 8時27分42秒]

お名前: 鎌谷直之   
AA-amyloidosisは一旦症状が出ると極めて予後の悪い疾患です。
昨日、新潟の荒川先生、下条先生、中野先生たちとお話しましたが、
透析に入っても一年持たないことが多いとの事でした。

米国には少ないため米国で治療ガイドラインが出る可能性は少ないと思います。
是非、日本で寺井先生中心にガイドラインを作ってはいかがでしょう。

Methotrexateを使っているとAA-amyloidosisになりにくい、しかし腎不全
があると使いにくいというのが共通するジレンマの様です。
[2002年7月11日 17時7分36秒]

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