記事タイトル:MTXと大球性、高色素性 


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お名前: 鎌谷直之   
面白いと言ったのは、薬物により合成亢進が起きるという点です。

今までの薬物の多くは排泄低下ですね。果糖などは合成亢進と言われているけど。
[2001年11月2日 13時13分18秒]

お名前: 山中 寿   
ミゾリビンで血清尿酸値が上昇することは発売後特別調査(P4)でも確認されました。
私は、既にミゾリビンは血清尿酸値を上昇する薬として紹介しています。
[2001年11月2日 12時47分9秒]

お名前: 鎌谷直之   
たぶんGTPの不足でプリンデノボ合成が亢進するのだと
思います。

もし、そうだとすると非常に面白いですね。
[2001年11月2日 12時37分7秒]

お名前: 赤真秀人   
ミゾリビンはどうでしょうか?
これも核酸代謝拮抗薬です。

ところで、ミゾリビンとFK506の比較盲検試験(治験)では、血清尿酸が急上昇する例が少
なくなく、すぐミゾリビンだとわかってしまっているそうです。IMP dehydrogenase 阻害によ
り尿酸が増加すると考えてよいのでしょうか?
[2001年11月2日 11時29分4秒]

お名前: 山中 寿   
既に今年の日本リウマチ学会でもこの件についての発表があり(W47-5, F88-1)確か関
連するという結論であったと思います。J-ARAMISには格好のテーマです。
[2001年11月2日 10時5分58秒]

お名前: 鎌谷直之   
それじゃ、レフルノマイドではどうでしょう。
これも核酸代謝拮抗です。
[2001年11月1日 20時50分0秒]

お名前: 田中 栄一   
Arthritis Rheum 1989 Dec;32(12):1592-6
Elevated mean corpuscular volume as a predictor of hematologic toxicity due to 
methotrexate therapy.  einblatt ME, Fraser P.
 Retrospective analysis of 23 rheumatoid arthritis patients receiving low-dose 
methotrexate (MTX) demonstrated an association between the mean corpuscular volume 
(MCV) and hematologic toxicity. All 6 patients who developed hematologic toxicity 
were folate deficient, and 4 of 6 had marked macrocytosis. Furthermore, the mean 
MCV of the patients who developed toxicity was significantly higher than that of 
the controls without toxicity (P less than 0.02). This difference in MCV was 
associated with an increased probability of developing toxicity with time (P less 
than 0.005). These results suggest that sustained elevation in the MCV may be a 
predictor of impending hematologic toxicity due to folate depletion. PMID: 2597212 

とすでにpaperになっています。
J-ARAMISを利用し、大規模な母集団で、経時的にフォリアミンあり群、なし群で比較し
てみるといいかもしれませんね。
               
[2001年11月1日 14時25分3秒]

お名前: 鎌谷直之   
MTXは葉酸代謝を阻害し、葉酸は核酸代謝のみに関係するので
MTXにより核の成熟が遅れ大球性、高色素性になると考えられる。
B12も近傍の代謝に関係する。

実際に、MTXの骨髄障害はMCV、MCHを見ることで予防できるでしょうか。
もし、そうなら大変有意義だと思います。
[2001年10月31日 12時55分23秒]

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