記事タイトル:POEMS症候群の正しい訳 


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お名前: 鎌谷直之   
アメリカ...学会という時は、ほとんど合衆国の研究者が運営し、
主導権を持っているが、実際は北米、あるいは南北アメリカ大陸
という意味だ、他の国など取るに足らず、それがアメリカなのだ、
というニュアンスがやはりあるでしょう。

多分、イギリスではEnglish Society..とはなっていないでしょう。
British...とかなっているでしょう。English..ではスコットランドや
ウェールズの人の一部は反対すると思う。

しかし、イギリスの主導権は圧倒的にEnglishが握っていて、まちがえた
ふりしてEnglishと言ったりもするのではないかな。
少なくとも日本では最初EnglishとBritishを区別していなかったと思う。
British openは確かにイギリスオープンや英国オープンではなく、全英
オープンとなっていますね。でもBritish airwayは英国航空となっている
気がする。

English、Americanのあいまいさは日本人としてはあまり気にならないが、
欧米ではかなり奇異なものではないでしょうか。しかし、それはわざと
そうしているのではないかな。
[2001年3月4日 6時33分22秒]

お名前: 小竹 茂   
United Kingdom, Great Britain, Englandの違いはsimplisticallyに言ってしまえば
それぞれ政治的、地理的、民族的な違いではないでしょうか。
これをアメリカに無理に当てはめれば、United States(米国),北米大陸、
独立時の東部13州、の違いのような感じではないでしょうか。 
実際American Society for Bone and Mineral Researchは米国の学会ですが、学会の
マークは北米大陸です。
ですからACRは米国の学会ですが、気分はカナダとメキシコも含む北米大陸を代表
する学会という感じではないでしょうか。私はACRを無理に日本語にするならアメリカ
リウマチ学会のほうがいいのではないかという気がしております。
[2001年3月3日 14時10分14秒]

お名前: 鎌谷直之   
そういえば良く考えると、彼らはEnglishとAmericanという言葉をうまく使っている
ような気がする。どちらもある特定の土地をさすことばでありながら、全体をさす
こともできる。
都合がいいときは、それを全体をさすいみに使っているような気がする。Englandも
USAも一部の地域をさすが、あわよくばそれが代表だというニュアンスを込めている
のかも知れない。
[2001年3月2日 11時52分41秒]

お名前: 鎌谷直之   
私は概念がだいじで、ことばはどうでもいいという派です。

だって、アメリカか米国か決めようが無いでしょう。
ことば自体に論拠はないんだから。記号なんだから。

区別つけばいいように思うのですが。
米国とアメリカで意味が違えば別ですが。

いつぞや、英国人と話していてBritishとEnglishの大きな違い
を知らされました。

その人はスコットランド人で、ゴルフのEnglish openと
言ったら、British openだと強くいわれました。

彼らにとってはBritishとEnglishは大きな違いなのですね。
Englishとは一部の地域に起源を持つ言葉、人種なのですね。
スコットランド人は不本意ながらEnglishを使わざるを得ない
が自分の国はEnglandではない、と思っているようです。

これも人によってニュアンスの違いがあるのでしょう。
実際にBritish openは確かスコットランドで開かれるので
English openではありえないですね。

United Kingdom、Great Britain、Englandの違いは
確かにありそうですね。
[2001年3月2日 6時31分44秒]

お名前: 赤真秀人   
今、思いつく略語では、病名ではないですが・・・・。

ACRはアメリカリウマチ学会でしょうか、米国リウマチ学会でしょうか?
どちらかと言うと、アメリカ派が多い印象を受けますが、正式に決まっているのでしょうか?

皆さんはどちら派ですか? 私はアメリカ派です。
[2001年3月1日 20時49分36秒]

お名前: 赤真秀人   
POEMSのSは、skin changes で、色素沈着、皮膚肥厚、多毛(剛毛)症、硬化などのようです。

endocrinopathy の頻度順は?ですが、女性化乳房、陰萎、無月経、耐糖能低下、甲状腺
機能低下などがあげられています。
[2001年3月1日 20時46分36秒]

お名前: 鎌谷直之   
赤真先生、その他にも略語解説をお願いします。
[2001年2月27日 12時2分58秒]

お名前: 鎌谷直之   
POEMSのSはなぜ皮膚疾患
Sclerodermaですか。

Endocrinopathyで最も多いのは何ですか。
[2001年2月27日 12時2分29秒]

お名前: 赤真秀人   
内科学用語集第5版では、多発ニュ−ロパシ−、臓器巨大症、内分泌障害、単クローン性
免疫グロブリン症、皮膚疾患 症候群 となっています。これでは正確だが、使えない。

南山堂医学大辞典では、クロウ・深瀬症候群、高月病、PEP(pigmentation, edema,
 polyneuritis) 症候群、POEMS症候群が、同義として挙げられています。

ワンポイントアドバイス:
1)POEMでなくPOEMSです。Sを忘れないようにしましょう。
2)強皮症やCastleman 病などと鑑別が必要な症例が存在します(私の経験より)。
3)深瀬先生のお名前は、まさいち (漢字は不明)だそうです。
[2001年2月26日 22時29分43秒]

お名前: 鎌谷直之   
POEMS症候群の正しい訳について、赤真先生かだれか
教えて下さい。
[2001年2月26日 20時47分43秒]

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