昨年11月に女子医大のゲノム倫理委員会から「日本人の膠原病および類縁疾患の遺伝子
多型に関する研究」の許可がおりました。
この研究計画は、鎌谷所長が研究責任者となり、当センター(および青山病院五階)の膠
原病および類縁疾患(SLE, SSc, PM/DM, MCTD, vasculitis, SjS, Still, RA,
seronegative SpA, Behcet, PMR, OA)の患者さんを対象にDNAを集め、遺伝子多型と発
症、病型、治療反応性などを解析するために作製しました。
DNAの収集をセンター全体の事業として行ない、医局員が提出する研究計画を基に集めた
DNAの使用方法が鎌谷所長の許可のもとに決定され、センターの研究に使用されることにな
ります。
つまり、医局員皆で使える膠原病と類縁疾患のDNAバンクを作ることを目的としたもので
す。
詳細は、今月の医局会で報告します。
実施に関しては、まず青山病院で開始し、その後、JARAMISのDNA収集と同時期に外来でも
開始する予定です(詳細はこれから決まります)。
皆さんの御協力をよろしくお願い申し上げます。
[2002年1月8日 11時15分36秒]