日整会の会員の中でも、RAに非常に興味がある方々とそうでは無いグループとがあるようです。
日整会を主催されるいわゆる主管校の考え方によってもRAの演題に偏りがでるようです。しかし
ながら、私の経験では、過去10年ほど前と比較するとRAの演題がconstantに発表されるよう
になったなという感覚をもっています。それは、手術が臨床上、一定の効果を得ることがわかっ
てきたことも大きい事と考えられるます。良い意味で整形外科学会の中でも、RAが整形外科疾患
として認知されてきたように感じています。過去、一握りのあくの強い整形外科の先生方がRAを
行っているという感覚を、多くの整形外科の先生方が持っていたのではないかと推測しています
が、私の考えすぎだったのでしょうか。現在、整形外科医も若返り、このような考え方をする人
は段々減ってきていると思っています。当センターの整形外科医も、戸松教授、桃原講師の指導
で、臨床研究を盛んに進めています。当センターの内科の先生方には、いつも多くのご協力をい
ただいて感謝しております。当センターの評価を日整会で更に高めるために、是非、山中先生を
始め、内科の先生方のご協力を、今まで以上に心からお願いいたします。
[2001年3月31日 10時48分27秒]