記事タイトル:医療ミスによる悲劇をなくすために 


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お名前: 鎌谷直之   
最近、東京女子医科大学で医療ミスが起き、それを隠していたことが大きな問題となって
いることはご存知だと思います。我々には非常につらい事ですが、他人の問題と考えず
に、自分達にもいつ起きても不思議でない事と受け止めるべきだと思います。ほんのわず
かなミスでも患者さんの生命にかかわる可能性があることを肝に命ずるべきでしょう。

東京女子医科大学では危機管理が叫ばれ、ニアミスの報告など、かなり真剣に取り組んで
いるにもかかわらず、このようなミスは出ることは驚きです。我々にもそのような可能性
は無いか、今一度点検をするようお願いします。

「ヒヤリ」としたミスや「ハット」したミスを報告し、重大な結果につながる前に皆の注
意を促すことは大切でしょう。

ただし、あまりに消極的になって、行うべき医療も行わなくなったとすると大きな問題で
す。全く医療ミスを行わない方法は全く何もやらないことですが、我々は最小のリスクで
最大の医療効果を引き出すように努力すべきでしょう。
[2001年12月31日 23時11分1秒]

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