記事タイトル:薬害肝炎ニュースから |
週三回で透析を受ける患者にMTXの使い方はいかがですか? また、透析患者にCOX−2消炎鎮痛剤の有用性および使い方はいかがですか? この二点について、教えて下さい。 宜しくお願い致します。[2002年3月25日 14時38分0秒]
現場主義が大切であることを強く認識させられました。社会が複雑になると現場の声が 方針決定者に届かないことが往々にして起こります。実際に医療に携わった者が医療行 政を行うことの大切さを知りました。 ちなみに坂口力大臣は政界入りする前には、三重県赤十字血液センター所長を務めてい たはずです。[2002年3月23日 17時14分57秒]
旧ミドリ十字のフィブリノゲン製剤による薬害肝炎問題で、厚生労働大臣が、 「(当時は)血液製剤で肝炎が起きるのはやむを得ないという雰囲気があったのは事実」と昨日述 べたようです。 いろいろな解釈が成り立つでしょうが、私は、上記見解が正直なところではないか、と思いま す。この理由でもって、国や役人、あるいは医師が自動的に免責となるわけではないにしろ、あ とから、ああだ,こうだ,と言うのはあまりフェアでないと思います。今後、このような薬害が おきないように注意しなければなりません。 とはいえ、やはり約10年間(77ないし79年から87年まで)も,厚生省が対策を採らなかったの は今から考えると大失態でしょうか?[2002年3月23日 12時2分40秒]