オバチャリダ―になれなかった夏 |
今回は一度も自転車に乗れなかった。 |
7月17日 (水)
着いたら自転車を組み立てて、軽く走ってみよう。 処が大沼公園駅に着いてみると雨は土砂降りになっていた。 早めにステキな部屋に入って、まずはため息・・・ そして昼寝♪ 目が覚めても疲れが取れていない、というより却ってアチコチの痛みを自覚する。 「明日どうしようかな〜?」 こんなんで走れるのだろうか? |
7月18日 (木) |
7月19日 (金)
去年の涙は 「うれし涙」だった ・・・ そう思うとまた涙が出た。 ニセコの駅から送迎のマイクロバスに乗る。 なんだ 蘭越駅か昆布駅の方が近かったみたい! 時間は早かったけどお部屋に入れた。 改めて地図を見ると、ニセコのなんと広いことか。 足がないと身動きがとれない ・・・・ オイオイ ゆっくり寝るんじゃなかったの? 温泉に入った後、 フロントでレンタカーの手配を頼んだ。 明日は 有島武郎の小説のモデルになった画家・木田金次郎美術館、 彼の描いた岩内の海、雷電岬など絵と本物を見に行こう。 「温泉付き、文学の旅」 はこうして始まった・・ジャ〜ン♪ 夕食を摂っていると、さむえ(?)を着た男性が各テーブルを周っている。 料理長かな? 柔らかい物腰と笑顔に身体の力がフッと抜けていく。 |
7月20日 (土)
狭い道のトンネルをいくつかくぐっていると、 奇岩があり、 ああ〜これが雷電岬だ。 お薦めの温泉、朝日温泉はあっという間に看板を通り過ぎてしまった。 尻別川に沿った道に入り、 湿った緑の中を走る。 「自転車だったらなぁ〜」 とついつい考えてしまう。 でも、正直言って 「ニセコに自転車で来なくて良かった」 だって、ものすごい坂だらけ・・!
夕食後、またIさんとお話をする。 「奥湯本あじさいホテル」(浅田次郎著 プリズンホテル) に居るように、少しづつ気持ちがほぐれて行く。 癒されて行く。 |
7月21日 (日) |