正瑞山永住寺



 元亀三年(1572年)春林院の初住開山である松巌鴒藤和尚の師太陽一鴒を請じて、前身である地徳庵跡に建立された。


永住寺本堂

御宗旨曹洞宗
御本尊延命地蔵菩薩









厄除観世音菩薩



ぼけ封じ観世音菩薩




小笠郡茶産業の起源


地蔵尊  小笠郡で最も古く茶を導入したのは、のち和田岡村となった高田、吉岡であると云われている。吉岡原の茶は、元亀、天正(1570〜92年)の頃 同地春林院の末寺である当寺改築の時、檀徒数名が西国の寺院を視察した帰途、茶種子を持ち帰って播いたのが始まりと云われている。同地に在る吉岡旧畑がいつ頃開墾されたものかわからないが、 郡内にあって同地は茶栽培の創始期に開かれたものであることは間違いない。
 境内の片隅にある地蔵尊はそのときの記念として安置されたものであると伝えられる。




主な年中行事
アクセス方法
 1月 1日   檀信徒年賀
 2月15日   釈尊涅槃会
 4月 5日   ぼけ封じ観世音菩薩供養
  4月 8日   釈尊降誕会
 8月 7日   山門大施食会
 8月24日   地蔵尊供養
10月18日   厄除観世音菩薩供養
12月 8日   釈尊成道会
  3月、9月   彼岸会
・JR掛川駅より車で20分

・東名掛川インターより車で25分

<住所>
静岡県掛川市高田208-1

<電話>
(0537)26-2851

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