法輪山円満寺



 天正末年本願寺十一世顕如法主の弟子となった法道が開基と伝えられる。法道は織田家に仕えていた鬼頭伝内左衛門の子六左衛門で、出家し本願寺教主のもとで得度をし、名を法道とした。
 三河国幡豆郡武村円満寺に住し、その後遠江国佐野郡下俣村の円福寺に入ったが兵火により焼失した為、南西郷に寺を移し、円満寺と名を改めた。その後連雀などに寺を移したが、慶長三年(1598年)時の掛川城主山内一豊の時この地に移された。




円満寺本堂


御宗旨浄土真宗大谷派
御本尊阿弥陀如来立像









山内一豊公御位牌

 慶長十年(1605年)九月二十日山内一豊の卒去にともない掛川円満寺でも一豊の御位牌を祀り現在に至る。位牌には「大通院心峯宗傳一豊公」と刻されている。


斉藤正直のお墓



斉藤正直のお墓
 境内には斉藤正直のお墓がある。正直は文化十四年(1817年)上屋敷に生まれ、明治十二年(1879年)駿河上稲村で没した。弓の名人とうたわれた。












山田宗引のお墓

 境内には山田宗引の墓もある。享保九年(1724年)三月二十九日に没したので当寺へ葬った。
法名「留学宗引日休居士」。


主な年中行事
アクセス方法
 1月 1日    修正会
 3月、9月    彼岸会
3月最終日曜日  宗引忌
 7月        盆法要
11月下旬     報恩講
・JR掛川駅より徒歩10分

・東名掛川インターより車で5分

<住所>
静岡県掛川市西町459番地

<電話>
(0537)22-6001

墓地分譲中

円満寺霊園

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