信縁山蓮福寺



 慶長八年(1603年)加藤惣助尉信宗が切腹した主君掛川城主松平隠岐守定勝の長男遠江守定友の菩提を弔うため、剃髪し一寺を草創し蓮福寺と称したのがはじめとされる。
 加藤惣助尉信宗(唯宗上人)の妻は大久保彦左衛門の妹で加藤清正とは従兄弟同士となる。 
 当寺は城内にあったが、のち肴町に移り、元禄二年今の地を与えられた。歴代城主に厚遇され、武家から妻を迎えたり、二、三男を仕官させたり、城主、藩主との絶ち難い間柄が江戸末期まで続いた。


蓮福寺本堂

御宗旨真宗大谷派
御本尊阿弥陀如来










カイズカイブキ


 戦争の頃まで「大松」と呼ばれる背の高い松が墓地の後ろにあり、他にも松や杉などもありましたが、都市改造のため切り倒され、この「カイズカイブキ」一本が残りました。樹齢300年とも500年とも言われます。








主な年中行事
アクセス方法
 1月 1日        修正会
 3月お彼岸入りの日 彼岸会
 7月第2日曜日     盆法要
 9月お彼岸入りの日 彼岸会
12月第2土日曜日   報恩講
毎月28日講
・JR掛川駅より徒歩5分

・東名掛川インターより車で5分

<住所>
 静岡県掛川市肴町6番地

<電話>
 (0537)22-4034


墓地 掛川市営富士見台霊園


戻る