大光山宗心寺



 五十九代宇多天皇寛平六年(894年)頃の創建と云われている。元は法多山尊永寺の末と伝えられ、現在は日蓮宗だが昔は真言宗であった。
 創建以後三百八十年経ち、文永年間鎌倉の大光山本圀寺の好堅院日教聖人が当地に布教し、当時宗心寺住職中道院阿闍梨法師と法輪の末阿闍梨法師は日教聖人に折伏され当寺を日蓮宗に改宗した。聖人より大光山の山号を頂き大光山宗心寺と山寺号を改めた。
 中道院阿闍梨法師は日教聖人の弟子となり中道院日法と改め、日教聖人を当寺の開山とし日法聖人が二世となる。掛川では最も古いお寺のひとつと云われる。



宗心寺本堂

御宗旨日蓮宗
御本尊十界諸尊・日蓮聖人木像







<寺宝>
*日蓮聖人木像(日法聖人作)

*日蓮聖人御真筆
 一片巾一寸二分、長さ八寸の紙片に「法花なれのことし榎てら」とあり、金箔の紙に貼り金欄で表装してある。

*日淳聖人の書写された法華経

*日慶聖人が書いた稲荷大明神の御板十界御本尊

*日蓮聖人が書いた本堂建立の時の棟札





アクセス方法
・JR掛川駅より天竜浜名湖線に乗り換え
 西掛川駅下車徒歩5分。
・東名掛川インターより車で10分

<住所>
 静岡県掛川市大池896

<電話>
 (0537)24-2600

墓地分譲中

墓地

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